ドリフト競技の最高峰、2012年D1グランプリシリーズは7月21日〜22日、大分県日田市のオートポリスで第3戦を迎えることになる。路面が再舗装されたオートポリスでどんなパフォーマンスが見られるか。
九州オートポリスは、見渡しのいいファイナルコーナースタンドから、美しいコーナーレイアウトが一望できる最終コーナーで審査される。今年の見どころは、昨年末から今年3月までサーキット創設以来はじめて、路面の全面改修が行われたことだ。
すでにフォーミュラ・ニッポンではオートポリスでレースが開催されているが、多くのドライバーは非常に路面がスムーズになったと語っており、今回のこの改修により、D1グランプリでも飛び込み速度やコーナリング速度が上がり、新しい高速ドリフトバトルが展開されることが期待できる。
このコースはマシンパワーがあるほど進入速度を上げることができ有利ではあるが、進入後の振り返しでは軽量なマシンのほうがキレのある走りができるので、どのマシンにも勝つチャンスがある。また、オートポリスでは初開催からの8年間、2年連続優勝した選手はおらず、車種もそれぞれ異なるのが特徴だ。
オートポリスの歴代勝者であり現在ポイントランキング5位の末永正雄(M7雨宮SGCwith YOKOHAMA)や、地元九州の雄、野村謙(BLITZ Dfellow)がどんな走りをみせてくれるのかも見どころ。21日(土)の予選日には、『スカイラインミーティング』も開催され、参加者はサーキットをパレード走行することができる。
さらに22日(日)の決勝日には、今年も福岡出身の“バッドボーイズ”佐田正樹と大溝清人が来場することが決まり、D1ステージをはじめ、会場内を盛り上げてくれる。今大会も解説は新井敏弘が務める。
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