スーパーGT第7戦オートポリスでGT300クラスの優勝を飾ったGSR初音ミクBMWの谷口信輝と片岡龍也が、優勝の喜びを語った。
GT300クラス優勝:GSR初音ミクBMW
谷口信輝
「今回は8番手からのスタートということになりましたが、2台ほどピットスタートのクルマもいたし、前半で片岡選手が3番手まで順位を上げてきてくれました。ピットストップのアウトラップで3号車の前に絶対に出ようと決めていて、それとアストンマーティンもかわそうと思っていたので、そのとおりにすることができてよかったです。今回はタイヤもすごく良かったし、チームもいい仕事をしてくれたと思います。今日は完璧なレースができたと思います。前回の富士で勝つことができて、チャンピオンの権利も残りましたが、このオートポリスで本当に勝てるとは思っていませんでした。ランキング2位に上がることができたので、最終戦のもてぎではぜひチャンピオンを獲りたいですね」
片岡龍也
「今回は天候のせいでスケジュールが変則的になってしまって、ちょっと戸惑いましたが、どのチームも同じ条件なのでそれは仕方がないかなと。予選はいつもどおりに少し苦しい部分もありましたが、決勝では自分のスティントではできるだけ順位を上げていって、トップに離されないようにしようと思っていました。自分のスティントとしては楽しかったですし、クルマの調子も良かったです。ここに来るまではトップとは大きな差があったので、チャンピオンシップについては難しいかなと思っていたのですが、手が届く距離には来ましたが、自力では難しいと思います。できることは最大のポイントが得られる優勝を達成することです。自分たちとしては力を出し切るだけです」