関口雄飛 PRESS RELEASE
2014年11月19日

スーパーGT第8戦「MOTEGI GT250km RACE」は、関口雄飛、脇阪寿一選手がトップグループで果敢に攻めの走りを見せ、LEXUS TEAM WedsSport BANDOHはベストレースで最終戦を終える。

 新時代を迎えた2014年のスーパーGT第8戦、最終ラウンドが、11月15~16日、ツインリンクもてぎで開催されました。

 今年、関口雄飛はチームを移籍し、新たにトヨタ・レクサス・ドライバーの一員として、ミスターGTの異名を誇る脇阪寿一選手と共にLEXUS TEAM WedsSport BANDOH より引き続き国内最高峰のGT500クラスに参戦しております。

 今回のレースは金曜日に3時間15分の特別走行枠が設けられ、関口雄飛と脇阪寿一選手は、林エンジニアやヨコハマタイヤの技術スタッフとともに、タイヤ選定をはじめ、時間をかけてセットアップを煮詰めていくことができました。

 前戦のタイで、今季最上位の6位入賞を果たし、上り調子となりつつあるLEXUS TEAM WedsSport BANDOHは、このレースで今季最高のパフォーマンスを見せることを目標に、事前ミーティングから熱く燃えていました。

 土曜日は早朝からサーキットの駐車場が満車になり、周辺道路の渋滞も激しくなる中、午前9時からフリー走行が開始。気温10度C、路面温度15度Cというやや肌寒いコンディションの中、まずは関口雄飛がステアリングを握り、セットアップを確認。脇阪寿一選手に交代して更にセットアップの方向性を微調整。そして新品タイヤを装着した関口雄飛がラストアタックで、1分39秒426をマークし、レクサス勢のトップ、総合6番手でフリー走行を終えました。

 午後の予選でもその好調さは維持され、関口雄飛はQ1でまず2番手のタイムをマーク。続いてタイヤにとってベストな状態で再度アタックラップに突入したのですが、前をいくマシンが第3コーナーでスピンアウトしたためにアタックを中止し、さらにもう1ラップ連続でいくことを坂東監督と無線で確認。各車が続々とタイムアップしてきたために、その時点で8番手とQ1通過ギリギリのポジションでした。しかし関口は、落ち着いた走りでタイムを更新。1分39秒351をマークして、レクサス勢のトップ、3番手タイムでQ2進出を果たしました。

 続くQ2では、脇阪寿一選手がステアリングを握り1分39秒771をマーク。しかしタイトル争いを展開するライバルたちは予選グリッドに賭けてきたため、最終的には7番手からのスタートとなりました。

 決勝レースは、通常より短い250kmの戦いです。戦略的にはタイヤ無交換の可能性もあり、状況判断が重要になります。

 レースは予定通りスタートが切られたのですが、1周目の130Rを超えたところでポイントリーダーのLEXUS36号車にGTR12号車が接触、スピン。36号車はマシンにダメージを負い、12号車にはペナルティが課されるという波乱の幕開けとなりました。

 関口雄飛は序盤から冷静な走りで6番手をキープ。前をいくNSX17号車がトラブルでコースオフすると、タイトル争いをするLEXUS36号車とLEXUS37号車に挟まれる形で5番手争いを展開。11周目に37号車に抜かれるものの、離されることなくレースを進めます。

 16周目のヘヤピン・コーナーでアウト側から36号車をパスすると、更にペースをアップして前を追いました。37号車が早めのピットインをし、4番手に浮上。2番手を走るGTR46号車に黄旗追い越しのペナルティが課され、3番手。そして2番手を走るNSXがピットストップでエンジン・ストールしてしまい、2番手まで浮上。前をいくGTR23号車が30周目にピットに入り、関口雄飛はトップを奪取。そのまま33周目までひっぱりました。

 ピットで脇阪寿一選手に交代すると、坂東正敬監督は給油のみのタイヤ無交換を指示。勢いよく2番手でコースに戻ったマシンは表彰台を目指して最後の戦いに突入します。タイトル争いの権利がある37号車を前に行かせた脇阪寿一選手は、最後まで満員の観衆を沸かせる激しいデッドヒートを展開。新品タイヤのライバルに対して、無交換のため条件的に厳しい状況下で3番手争いを展開し、後続を抑え続ける脇阪選手にスタンドからは声援が飛び交いました。

 絶妙なラインで後続の攻めを防ぎつつ、「お前は若い頃、こうやって戦ってきたじゃないか。最後まで抑えるぞ」と自分に語り掛けながら走ったという脇阪選手の走りを見て、関口雄飛も思わず胸が熱くなったと言います。

 しかしやはり終盤にはタイヤが限界となり、最終的に6位でチェッカー。レース後、坂東正敬監督は、「2位を狙ってチャレンジしてみた結果の6位ですが、ふたりのドライバーも充分に戦ってくれたし、チームの雰囲気も最高でした。ヨコハマタイヤの開発部隊も頑張ってくれましたし、来年に向けて、期待がつながるレースでした。LEXUS RC-Fの1年目、ふたりの新しいドライバーの組み合わせもシーズンが進むにつれて本当に良くなってきたと思います。オフの間の開発テストで、これまで以上に来年に向けて頑張りますので、期待していてください」と語った。

 最後まで表彰台を狙って戦った脇阪寿一選手も「タイヤ無交換は厳しいとわかっていたのですが、表彰台への可能性に賭けて頑張りました。レースですから抜かれなければいいわけですし、クリーンなバトルだったと思います。今年一年、厳しいシーズンでしたが後半からは次第に良くなり、来年が楽しみになっています。応援してくださった皆さん、ありがとうございました」と語った。

● 関口雄飛のコメント
「予選では最初にタイヤを温めていた時に赤旗が出たので、タイヤマネージメントには慎重になりました。最初のアタックを終えて、タイヤが一番いい状態での連続アタックの時に、前のマシンがスピンするという不運に見舞われましたが、気を取り直してもう一度アタックし、マシンと自分の限界を引き出す走りが出来ました。何より僕の使命は脇阪さんにQ2へのバトンを渡すことでしたから、いい仕事ができたかと思います。
決勝ではスタートからずっと冷静でいられたので、タイトル争いをするLEXUS勢と接触しないように注意しながら、自分のペースに持ち込めました。タイヤを労わるように意識はしましたが、無交換で行くかどうかはわからなかったので、多少抑え気味に攻めたという感じです。遅いマシンの集団をパスする時も、接触したりタイムロスすることなく綺麗に抜けましたし、成長した自分が見せられたかと思います。
最終戦でベストリザルトを目指すというチーム全員の意気込みを、自分の走りでも表現できたと思いますし、坂東監督も攻めた戦略で結果を求めてくれました。脇阪さんは素晴らしいバトルを見せてくれて、さすがだと唸らせてくれました。前戦と同じ6位でも充分に存在感をアピールできた6位なので、胸を張って最終戦でベストな結果を残せたと思います。今年応援してくださった皆さん全員に、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました」

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