13日、現在開通に向けて開通に向けて建設が進められている新東名高速道路の本線上で『東富士ハイウェイパーク2011』というイベントが開催されるが、このイベントではフォーミュラ・ニッポン、スーパーGTのマシンがデモランを行う。
この『東富士ハイウェイパーク2011』は、御殿場市、裾野市、小山町で構成する“新東名高速道路ふれあい事業実行委員会”が「むすぶ。つなぐ。新東名。」をテーマに開催するもの。建設中の新東名高速道路の上り・下り車線を使い行われるもので、御殿場側の陸上自衛隊駒門駐屯地付近から今里トンネル付近まで約2kmの間で、さまざまな催しものが行われるものだ。
上り車線は“オートモービルエリア”、“メインエリア”、“エコ&アートエリア”の3ゾーンに分かれ歩行者天国として開放され、当日は自らの足で開通前の高速道路を歩けるほか、地元商工会による物産展、B級グルメ展、新東名コーナー、富士山世界遺産登録コーナー、ウォークラリーなどなど、さまざまなイベントが開催される。
このイベントには、小山町にある富士スピードウェイが全面的に協力。御殿場のレース村や自動車メーカーと協力し、下り車線でフォーミュラ・ニッポンマシン、スーパーGTマシンのデモランが実現することとなった。フォーミュラ・ニッポン車両は石浦宏明(KYGNUS SUNOCO)がドライブ。また、スーパーGTは中嶋一貴がPETRONAS TOM'S SC430を走らせる予定だ。
さらに、LEXUS TEAM PETRONAS TOM'Sの関谷正徳監督とレーシングカーデザイナー由良拓也さんのトークショー、レクサスLFAやフェラーリ、ポルシェなどによるるプレミアムカーパレードが行われるなど、モータースポーツファンにとっては見逃せないイベントとなる予定。上り車線のオートモービルエリアでは富士スピードウェイのブースが出展され、スーパーGT第6戦やJAF GRAND PRIX FUJI SPRINT CUPの割引観戦チケットなどを販売するという。
注目の下り車線ではレーシングカーの走行の他にも、高速道路工事車両や自衛隊、警察、消防の各車両による“働くクルマ”パレード、航空自衛隊静浜基地所属練習機T-7による展示飛行や陸上自衛隊富士学校音楽隊による演奏が予定されている。
公道でのレーシングカーのデモランは日本では例はあるものの、高速道路の走行はオープン前とは言えほとんど前例がない。今からどんなイベントになるのか、期待が高まるところだ。
タイムスケジュールやイベント案内は下記URLヘ
http://www.city.gotemba.shizuoka.jp/info/872.html
