2010文部科学大臣杯HDXシリーズ
第5,6戦
ツインリンクもてぎ
11月7日(日)
秋晴れの空のもと、2010年文部科学大臣杯ハンドドライブ・クロスシリーズ最終戦が、もてぎチャンピオンカップレースのサポートイベントとして、13台の参加によって開催された。9月の富士スピードウェイで開催予定であった第5戦が台風の被害により大会自体が中止となったため、第5戦・第6戦を1大会2レースの方式で行なうという変則的なものとなった。しかし、今回は日曜日の大会ということで前日土曜日にはスポーツ走行枠が設定され、参加者たちは2日間に渡ってサーキットを堪能することができたようだ。
第1レース第5戦は異例の、抽選によってグリッドを決定する方式でスタート。その直後から横堀・関の両選手が上位グリッドから抜け出し両者で独走態勢を築く一方、最終グリッドからスタートした外山・藤井両選手が、他車をどんどんと追い越し、1周目で4・5位まで進出。選手は3番手争いを繰り返しながら第2グループを形成し、ラップを重ねてゆく。その結果、横堀・関・藤井の順でフィニッシュ、スーパースピードウェイに面したポディウムで、仮表彰式を行った。しかし、直後に行われた車検で、関選手が最低重量に違反していて失格となったため、繰り上がりで外山選手が3位入賞となった。
長いインターバルをはさんで日が傾きかけたころ、第1レースのリザルトに基づいて並んだグリッドから、今年度のHDX最終レースがスタートした。このレースでは、横堀・藤井・外山の各選手が第1グループを作って引っ張る中、最後尾から1周目に6位、2周目に4位へと上がってきた関選手が、河口・小川両選手と共に第2集団を形成し、これに森谷選手が絡む展開だ。第1グループの中では、毎周順位を入れ替える激しいバトルが繰り返されるが、最終ラップに藤井選手が遅れ、横堀・外山・藤井各選手の順でフィニッシュをした。この後、ポディウムでは、笹井秀則大会委員をプレゼンターに迎え、今シーズン最後の表彰式が行われた。
この最終戦の結果、全戦ポディウムに上がった横堀紀之選手が他の選手を圧倒的に引き離し、2010年度のシリーズチャンピオンを獲得した。ランキング2位は外山選手、3位は関選手となった。皆様方の応援とご協賛によって、今年で6回目のシーズンを無事終了する事ができましたことを、心から御礼申し上げます。私たちの活動の目標は、健常者と障害者が同じ条件でレースをする、“共生”を実践するということです。
この6年間、雨天や酷暑など様々な天候の中、70回以上に及ぶ走行セッションで、一度も負傷事故が発生していないことは、このようなレースが実証されつつあるとも言え、協会として誇らしく思うところです。今後も、安全には充分に留意をした活動を続けて行きたいと考えております。厳しい経済環境のなか、ご支援とご協力、そしてご協賛を賜りました多くの方々に、改めてお礼を申し上げたいと思います。ハンドドライブ・クロス協会の活動に、来年度も皆様のご協力を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
