2010文部科学大臣杯HDXシリーズ
第4戦
筑波サーキット

8月22日(日)
 夏の日差しが照りつける8月22日、筑波サーキットで開催された筑波チャレンジカップレースのプログラムとして、ハンドドライブ・クロスシリーズ第4戦が開催された。今回の参加者は11名。障害者の中には体温の調節が難しい者もおり、今の猛暑は屋外スポーツには過酷である。特に、路面温度が50度を超えるアスファルトの上で行なうモータースポーツには厳しい環境だ。

 今回のワンデイイベントは、特別練習走行からプログラムが始まった。他にもスーパーカートなどが走る中、2年ぶりに出場する高校生・阿部拓馬選手は、以前の中学生時代からどのように変わったのだろうか。

 走行1回目予選は、10分のディレイで始まった。気温35度の中、常連組が上位を占めるが、中でも関選手がズバ抜けた速さをみせ、2位に2秒以上の大差をつけてポールポジションを獲得。これに続いたのは成長した姿を見せつけた阿部選手、さらに、3番手には、最近表彰台の常連となっている横堀選手が入った。

 この後も気温は上がり続け、走行2回目決勝ではついに手元の温度計が日陰で38.5度を示している。20分の遅れでスタートした7周のレースは、3台の先頭グループを残りが追う展開で始まった。2周目には関選手が抜け出し、これを3台のグループが追う。この後、関選手は2位の横堀選手に5秒以上の差をつけて逃げるが、翌周にはまたその差が詰まり、レースは刻々と変化しながら繰り広げられる。その間には、阿部選手が後ろから徐々に2位争いに食い込むまで追い上げてきており、ファイナルラップに入ると横堀選手と阿部選手が拮抗した争いを繰り広げる。

 7周のレースは最後のバックストレートで更に激烈になり、関選手が最初にチェッカーを受けた後、最後まで競り合った阿部・横堀の両選手は、コントロールラインを1/1,000秒台まで同タイムで駆け抜けた。この結果、リザルト上は、ベストタイムで上回る阿部選手が2位表彰台を得ることとなった。この後、メインストレート上で行われた表彰式の前には、7周を走り抜けた選手たちに水を配り、脱水症を防ぐ方策をとった。これは、暑い時期にはいつも行われていることだが、今回は特に必要で、障害者・健常者らの健康に万全を期すこととした。

 今回もまた、多くの方々のご協力で無事にレースを終了することが出来ました。特に、この暑い中、会場に足を運んでくださった関係者の方々に感謝をいたしたいと思います。次回は、9月11日富士スピードウェイで開催されます。

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