GTアソシエイションの坂東正明代表は、スーパーGT第4戦スポーツランドSUGOの会場で行われた定例記者会見の場で、2012年まで現行のスーパーGT500クラスの規定をそのままにして、2013年から新しいレギュレーションを策定していきたいという考えを示した。

 現在のスーパーGT500クラスの規定は2009年から導入され、今年で3年目。今回坂東代表は「震災のこともあり、またDTMやFIAとの話し合いということもあるが、新しいものをやろうというのは環境そのものや日本の経済そのものの時点で許されていないと思う」と今の状況を語る。

 気になる2013年規定については、「レギュレーション作りの部分や、世界と合わせるのか、独自のものをやるのかなど決まっていない」という。今後さまざまな模索をしながら、規則を作っていくことになりそうだ。

 ちなみに、2009年規定で現在GT500クラスに参戦するレクサス、ホンダ、ニッサンの3社のマシンの性能がようやく揃ったというところ。もし、仮に誰かが2012年仕様のDTM車両を購入してGT500クラスへの出場を希望した場合、「性能調整をして走らせる」と坂東代表は回答している。

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