すでにオフのセパンテストも行われ、いよいよ2015年に向けて動き始めているスーパーGT。GT500クラスのラインナップも多くが確定していると言われており、例年に比べストーブリーグの動きが早いが、GT300でも多くが決定し始めている。GT300クラスのストーブリーグの最新状況をお届けしよう。
まずは下記の表をご覧頂きたい。この表はオートスポーツ/オートスポーツwebが各チームに取材を行った上で、予想として掲載しているものだ。実際のエントリーとは異なる可能性もあるが、2014年に実戦デビューしたGT300マザーシャシーを使用したチームが増えるなど、もしこのままで動きが進んでいった場合、台数は昨年に比べ3〜4台増える可能性が高い。SUGO戦等、最大出走台数が少ないコースでは、予選落ちが出る可能性もある。
さらに2014年にタイトルを争ったGOODSMILE RACING & TeamUKYOやGAINERが早々に体制を決めたのに対し、他の多くのチームではドライバーの移籍も活発な様子だ。スーパーGTではおなじみのドライバーで、この表に名前がないドライバーの行き先も気になるところ。
また、車種バラエティも2014年に比べて増えることになる。昨年、フルで登場した車種は11種類だったが、今季は15種類まで増える可能性が高い。レクサスRC F GT3や、DIRECTION RACINGが導入するのではないかとみられるフェラーリ458 GT3等のGT3カーをはじめ、ロータスSGT-EVORAやトヨタ86などの登場はマザーシャシーの恩恵と言えるだろう。
ただ、現時点で「活動を行うか分からない」というチームもある。13年のチャンピオンチーム、TEAM無限は現時点でまだ模索中。また、12年チャンピオンチームのチームタイサンも、まだ現時点で参戦するかどうかは分からないという。
今後、GT500クラスの各メーカーの陣容が明らかになるにつれて、GT300クラスの体制も確定していくはずだ。開幕戦岡山にはいったい何台のマシンがグリッドに並んでいるのだろうか……? この予想リストの“理由”については、1月30日発売のオートスポーツNo.1399をぜひご覧頂きたい。また、携帯サイト『モータースポーツチャンネル』では順次GT500、スーパーフォーミュラの予想ラインナップも掲載予定だ。
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