第6戦 鈴鹿 決勝レポート (GT300)
現実を受け入れ次につなげたい

 予選ではポールポジションを獲得したものの、決勝のセッティングに不安があり、朝のフリー走行でセットの確認を行った。しかし、バランスは改善されていなかったので、決勝直前にウォームアップ走行までにミーティングを行い、満足のいくレベルでは無かったが、ギリギリで戦えるセッティングを出す事が出来た。

 スタートは小林崇志。小林はハイペースでトップをキープして、2番手とのマージンを築き、32周目にルーティンのピットインを行った。続く高木は4番手でコースに復帰し、2周後にはトップに返り咲く。周回を重ねるに連れ、徐々にバックマーカーが現れるが、FIA-GT3車両に比べ、ストレートスピードに差があるCR-Z GTはバックマーカーの処理に手を焼いていた。

 そうしているうちに、2番手のマシンが背後に迫ってきて61周目にはトップを奪われてしまった。その2周後にルーティンのピットインを行い、小林はすぐに2番手のポジションを挽回しトップを追う。差は詰まるものの、なかなか抜くまでにいたらず、終盤を迎える。

 最後のスティントを担当した小林はトップとの差を詰め、130周目についにトップに躍り出る。しかし、ここでガス欠症状が出てしまい、また抜き返されてしまう。その後、ペースは悪く無いもののトップのマシンを抜くまでに至らなかった。終盤、マシンは原因不明のトラブルに見舞われ、最終的に16位でレースを終えた。

 優勝を狙えるレースだっただけにトラブルは残念だったが、マシンのバランスは非常に良いので、次回までにトラブルの原因を究明し、残りの2戦は強いARTAをお魅せしたい。

鈴木亜久里監督のコメント
「ポールは獲れたけど、決勝のセットに不安があったけど、チームとドライバーはそれまでに何とかトップで戦うレベルまで持ってきてくれた。レースは残念な結果になっちゃったけど、内容は本当に良かった。トラブルは次回までにシューティングして、残りのレースは全部勝ちたいね。出来ると思う」

一瀬俊浩エンジニアのコメント
「朝のフリーでは決勝のセットに不安が残っていましたが、決勝直前のウォームアップランでドライバーさんと相談して決めた内容がいい方向でした。思ったより決勝のバランスは良かったのですが、トラブルに見舞われ残念な結果になってしまいました。次回までに原因を調べて優勝出来るように準備したいです」

高木真一選手のコメント
「レース自体は非常に面白い内容だったと思います。ボクはバックマーカーの処理に手間取ってしまい、フラストレーションの貯まる展開でしたが、ペースも悪くなく久しぶりにドキドキするレースでした。小林もガチンコのレースを展開していて、手に汗握るレースでした。結果的にトラブルに見舞われてしまいましたが、それもレースなので、悔しいですけど現実を受け入れなくてはなりません。皆、手を抜いている訳では無く、このように速いクルマを作ってくれたので、次につながると思います」

小林崇志選手のコメント
「最初は速いペースでマージンを築いて高木さんにつなぐ事が出来ましたし、全体的にペースは悪く無かったのですが、最終的にトラブルが出て結果につなげられませんでした。チームの皆も頑張ってくれて、ミスも無かったので内容は非常に良かったと思っています。それだけに非常に残念で悔しいです。この悔しさを次回のレースにぶつけたいと思います」

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