第7戦 タイ 予選レポート (GT300)
厳しい予選、5番手から表彰台を目指す
初開催のここ、チャンインターナショナルサーキットで55号車のステアリングを最初に握った高木真一は、順調に周回を重ね、序盤はトップタイムを叩き出した。しかし、路面コンディションが整うに連れて各車徐々にタイムアップし、順位を落としてしまう。続く小林崇志も果敢にアタックするものの、路面コンディションに上手く合わせることが出来ず、下位に沈んでしまった。
今朝のフリー走行ではそれらを解消すべく、ひとつずつ問題点を消化していき、予選を迎えることが出来た。Q1は小林崇志が担当。まだ新しいサーキットなので、路面は滑りやすく、スピンしたり、ラインを外すマシンが多く見られたが、小林はミスすること無くアタックを続けトップタイムでQ1を終えた。
Q2は高木真一がアタック。高木は無線でエンジニアからの指示を受けながら、ハイブリッドを有効に活用してアタックを開始。徐々にタイムアップしていくが、相変わらず路面は滑りやすく、コースにホコリを撒き散らしているマシンもあり、アタックのタイミングが難しい場面もあった。高木はマシンをうまくコントロールし、6番手のタイムでセッションを終えた。予選後に1台が失格となったため、明日の決勝は5番手からのスタートとなった。
鈴木亜久里監督のコメント
「昨日の午前のタイムを見た時に、この週末はどうなるんだろう?と不安になったけど、ドライバーとエンジニア、メカニック達が予選までに良いマシンに仕上げてくれて、何とか勝負権のあるところまでマシンを持ってきてくれた。せっかくここまで這い上がってきたから、明日は表彰台の一角を狙いたいね」
一瀬俊浩エンジニアのコメント
「初めてのコースというもあり、まずはドライバーの慣熟走行を行い、いくつかのセットを試しました。フィーリング以前の問題で、コンディションを上手く合わせること出来ず、タイヤに負担をかけてしまい、その対策を行っていました。今朝のセッションもその対策を引き続き行っていましたが、後半はセッティングを少しずつ変更していたら、だいぶ改善することが出来ました。ドライバーもだいぶフィーリングが良くなってきたと言っていたので、予選は少しアジャストしていきました。予選では現在のマシンのパフォーマンスを最大限まで引き出せたと思います。明日はストレートで抜かれないようなことを考えながら準備したいと思います」
高木真一選手のコメント
「予選前のセットがちょっとオーバーだったので、それを戻してQ2のアタックをしました。Q1の小林のセットを元にタイヤの暖め方とか、何周目にアタックするのが良いとかアドバイスを受けながらアタックしました。マシンバランスはいいんですけど、フロントの暖まりが良い時はリアの暖まりが進まなかったり、その逆もあったりしました。最初の計測はタイムが良かったのですが、その時にリアが滑っていたので、自分の中でちょっとフィーリングが違うと感じていました。一度、タイヤを冷やしてバッテリーを貯めて、次の周に再アタックしました。オーバー対策が裏目に出てしまい、タイムが伸びなかったと思います。表彰台に乗るにはもう少し前で予選を終えなければならないのですが、マシンバランスは良いので決勝では何とか良い結果が出せるように頑張ります」
小林崇志選手のコメント
「Q1は何とかトップで通過出来ましたが、最終的にはトップの2台には追いつくことが出来ませんでした。ちょっと次元が違うほど速かったですが、決勝では何とか彼らを打ち負かしたいですね」
