2011 AUTOBACS SUPER GT Rd.5
POKKA GT SUMMER SPECIAL, Final Race 2011.8.21

AUTOBACS RACING TEAM AGURI Race Report
8 ARTA HSV-010

波乱の鈴鹿、9位ポイント

 午前のフリー走行前に行われたサポートレースは、豪雨のため赤旗中断になった。フリー走行が時間通り行われるか心配だったが、セッション前に雨は止んだ。決勝は雨の予報。ウェットコンディションで決勝のセットを進めながらの走行となったが、マシンのバランスは良く7位でセッションを終えた。特にユーズドタイ ヤでのバランスが良く、決勝でのポジションアップが期待された。

 今回は500kmという長丁場のレース。ルーティンのピットインは2回あり、スタートドライバーは武藤が担当する事になった。

 スタート前は雨が降っていたが、雨は小ぶりになりスタートが切られた。武藤は無事スタートし、ポジションをキープしたまま1周目を終えた。他車のピットインもあり、中盤までに10位までポジションアップ。9位にポジションを上げた21周目にルーティンのピットイン。ここで小林に交代。しかし、武藤のスティントで300クラスのマシンとの接触があり、ドライブスルーペナルティーを受けてしまう。しかし、小林は慎重な走りで前を追走し、ポジションを9位まで挽回したところで、他車のクラッシュがあり、セーフティーカーが入った。46周目に再スタートを切り、ハイペースで走る小林は54周目に7位までポジションを 上げ、55周目に武藤にバトンタッチ。武藤は10位でコースに復帰し、8位までポジションを上げる事に成功したが、雨が止み徐々に路面が乾き始め、レインタイヤを装着しているマシンをコントロールするのが難しくなってきた。前車を抜けそうな勢いだったが、18:30にチェッカーフラッグが振られ、9位でレースを終えた。昨日のバランスの悪さを考えると貴重なポイントを獲得出来たレースと言えるだろう。

鈴木亜久里監督のコメント
「難しいコンディションの中、ドライバーが頑張ってくれてポイントを獲れた事は凄く嬉しい。でも予選がまだまだ良く無いので、予選で前のポジションに行けるようにしたいね。」

伊与木エンジニアのコメント
「ドライビングスルーペナルティや、変化の多いコンディションの中、ドライバーの頑張りが光ったレースでした。決勝のペースは非常に良かったのですが、終盤路面が乾いてきて、ドライタイヤを履いているマシンとのレースになりました。残り数周でまた雨が降って我々には有利なコンディションになりましたが、最後の最後でポジションを上げられるチャンスがあったのに上げられなかったのは少々残念です。マシンの仕上げも含め、次回のレースに生かしたいです。」

武藤英紀のコメント
「決勝ではマシンバランスが良く、順位を上げる事が出来たのですが、300クラスと接触してペナルティを受けてしまいました。しかし、決勝のペースは良かったのでレースを上手く組み立てていければ良い結果を出せたのではないかと思い、悔しい思いです。しかし、徐々に良くなってきているので、次回のレースではもっと良い結果を出したいです。」

小林崇志のコメント
「武藤さんから受け継いだ時は雨が少なかったのですが、マシンバランスは良く、非常に良いレースが出来たのではないかと思っています。但し、予選のポジションが悪かったり、ペナルティを受けたりして、うまく噛み合っていないレースだったので、これをうまく組み立てる事が出来れば結果が残せると思います。次回は 結果を出したいと思います。」

AUTOBACS RACING TEAM AGURI Race Report
43 ARTA Garaiya

ガライヤ、恵みの雨とならず

 午前のフリー走行はウェットコンディションで行われた。ウェットコンディションがめっぽう強いARTA Garaiyaは昨日の予選に続き、このセッションでもトップタイムをマークした。

 決勝は高木真一がスタートを担当した。高木は2番手との間隔を見ながら1位を走行していたが、徐々に2番手のマシンのペースが上がってきて、10周目には2 位に落ちてしまう。しかし、ペースは悪く無く、離されないようにポジションをキープした。高木は順調に周回を重ねたかに見えたが、ルーティンのピットインの前に他車と接触してしまった。ペナルティは無かったものの、若干のダメージがあったようだ。

 32 周目に松浦にバトンをつないだ。松浦は3位でコースに復帰した。5周ほどしたところで500クラスのマシンがクラッシュしてしまい、セーフティーカーが導 入された。松浦はここで2番手までポジションをあげる事に成功した。42周目にセーフティーカーがいなくなり、2番手をキープしていたが、雨が止んで徐々に路面が乾いてきた。他車はドライタイヤに履き替えて、ARTA Garaiyaより10秒ほど速いペースでラップを重ねていた。チームは松浦をピットに入れ、スリックタイヤに履き替える作戦を取る事にした。59周目に高木につなぎ、4位でコースに復帰したが、ダンロップコーナーの外側でARTA Garaiyaが止まっている映像が確認された。何らかの原因で燃料が漏れ、残念なリタイヤとなってしまった。接触による影響も含め、チームは現在燃料漏 れの原因を究明している。

鈴木亜久里監督のコメント
「燃料漏れの原因はまだはっきり分からないけど、接触が影響していたのかもね。でもトップ争いをしていただけに凄く残念。マシンのコンディションは尻上がりに良くなってきているので、終盤戦は良い結果を出したいね。」

佐藤エンジニアのコメント
「リタイヤ前は良いポジションで走行出来ていたので、今回のトラブルは残念です。原因はまだ分かりませんが、次回も頑張るだけです。」

高木真一のコメント
「レー ス序盤は路面が乾き始めていたんですが、レインタイヤでも良いペースで走れていました。このコンディションでどこまでパフォーマンスを発揮出来るかデータ を取る事が出来たのは大きな収穫です。1スティント目はコンディションを考えるとほぼ完璧なレースが出来ました。2スティント目は考亮がタイヤの性能を良く引き出してくれた素晴らしい走りでした。3スティント目のトラブルは残念としか言いようがありませんが、レースにはこういう事もあるので、今回のレース が今後に繋がるように頑張りたいと思います。」

松浦孝亮のコメント
「コンディションが変わる難しいレースでした。本当に難しいレースでしたが、3位になる手応えがあっただけにトラブルは残念でした。今回ポイントを獲れなかっ た事でチャンピオンシップは厳しくなってきましたが、残りのレース1戦1戦を大事に戦って優勝を目指したいと思います。」

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