ARTA Project
第5戦 鈴鹿 予選レポート(GT500)
長丁場を見据えてセットを見直す
前回の菅生ではARTA始まって以来、両クラスで同時に優勝を果たす事が出来き、その興奮も冷めやまぬ中、第5戦を迎えることになった。
今回のレースはシリーズ最長の1,000kmレースとなる。ただ距離が長いだけでは無く、酷暑の中で行われるこのレースは、マシンの耐久性やドライバーの体力も勝負のポイントとなる。
7月の公式テストのデータを参考にしながら、午前のフリー走行が始まった。午前はアンダーステアの症状に悩まされ順位は良くなかったが、決勝を想定したセッティングはまずまずの感触を得る事が出来た。
チームは予選までにアンダーステアの症状を消すために、セッティングの変更が行ないQ1を迎えた。ドライバーはラルフ・ファーマン。ラルフは他車より早めにコースインしてタイヤを暖め、2周目にタイムアタックに入った。しかし、コース上にいる他車はタイヤを暖めている最中で、ラインを上手く取ることができず、満足のいくタイムアタックが出来なかった。さらにセット変更によりマシンの症状が大きく変わりオーバーステアが強く出てしまう傾向になってしまい、15位でQ1を終えた。しかし、決勝を見据えたマシンセットは良い感触を得ているので、ロングディスタンスの明日のレースは上位入賞を目指して行きたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「予選は午前のセットと大きく変えたんだけど、パフォーマンスが上がらなかったね。原因を究明して明日の準備を進めます」
佐藤真治エンジニアのコメント
「午前中ずっとアンダーステアの症状が出て、その対策をしてきたのですが、予選になったら急にオーバーステアになってしまいました。その原因がまだ掴めていないので、これから究明して明日に備えたいです」
ラルフ・ファーマン選手のコメント
「午前の走行はアンダーステアの症状が強く出ていましたが、マシンのフィーリングは悪く無かったです。予選に向けてセッティングを大きく変更してみましたが、今度は逆にオーバーステアが出てしまい、うまくドライブする事が出来ませんでした。さらに、スロー走行をしているマシンに引っかかってしまい、満足の行く結果を出す事が出来ませんでした。良いポジションではありませんが、明日のレースは距離が長いですし、チョイスしたタイヤのバランスが良さそうなので、上位目指して頑張りたいです」
松浦孝亮選手のコメント
「前回勝ってウェイトを積んだので、この予選は簡単にはいかないと思っていました。予想以上に走り始めから厳しくて、バランスが取れないまま予選に挑まなくてはなりませんでした。ラルフも出走のタイミングが良くなくて、トラフィックに引っかかってしまったというのもありますが、自分たちが想定していたタイムより遅かったので、原因を究明して1,000kmを戦えるようにしたいです」
