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スーパーGTニュース

投稿日: 2010.11.13 00:00
更新日: 2018.02.15 23:38

ARTA HSV-010、井出追い上げも9位止まり


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SPRINT CUP決勝第1レース

ARTA HSV-010、井出追い上げも9位止まり
ARTA Garaiya、高木トップを死守できず7位

●GT500クラス
今回のFUJI SPRINT CUPでは、SUPER GTでは初の試みとなる、スタートがスタンディングスタートでレースが行われる。周回数は22周で距離は100km。第1レースの担当は井出有治。昨日はわずかなミスで予選は良くなかったが、セットアップを見直しレースに挑んだ。井出のうまいスタートで1周目は10位でコントロールラインを通過。その後前車の接触もあり、2周目には9位までポジションを上げた。しかし、その後はペースが上がらず、3周目には10位、4周目には11位まで順位を落としてしまった。前車の脱落もあり、20周目には9位まで挽回するが、そのままの順位でレースを終えた。

鈴木亜久里監督のコメント
「惨敗だったね。コンディションを読み切れず、マシンをうまくタイヤに合わせる事が出来なかった。まだ明日があるので、明日は今日みたいな事が無いようにもう一度セットを見直してみます。明日は今年最後のレースなので、皆さんに良いレースが魅せられるように頑張ります。」

佐藤エンジニアのコメント
「昨日はアンダーステアが強かったので空力を見直し、フロントのダウンフォースを増やす方向でセットを変えました。しかし、あまり効果も無くラップタイムを見てもマシンのポテンシャルが低いので、データを見直して明日の準備をしたいと思います。」井出有治のコメント「昨日はグリップが足りなかったので、空力のセット変更をしましたが、なかなか良い感触を得られませんでした。中盤、大きなタイヤカスを拾ってしまい、ペースを上げられず不甲斐ない結果となってしまいました。今年最後のレースがこんな結果になってしまい、非常に残念ですが、今日の走行状態をチームに伝え、ラルフが良い結果を残せるようにミーティングをしたいと思います。」

●GT300クラス
ARTA Garaiyaはこのスプリントレースをポールポジションという有利な位置からスタートをする。第1レースを担当する高木真一はうまくスタートを決め、1コーナーをトップでクリア。3周目までトップをキープしたままレースをリードした。しかし、高木は既にタイヤのグリップ不足を感じており、4周目の1コーナーでは2位にポジションを下げてしまう。さらに6周目には他車に追突されてしまい、この追突によりエキゾーストパイプが破損してしまった。エンジンの出力が落ち、この影響もありストレートでは6km/hもスピードが落ちてしまった。周回を重ねる毎に順位を落としてしまい、13周目までに9位までポジションを落としてしまった。前車の脱落もあり18周目には8位に順位を上げたが、そのままの順位でチェッカーを受けた。他車のペナルティもあり最終的には7位となった。

金曽監督のコメント
「予選が良かっただけに悔しいですね。課題である路面温度が低い時にタイヤを合わせる事が出来ませんでした。レースでは5周目くらいからグリップダウンが始まってしまいました。明日は寒い時のセットを見直して良い結果を残せるように今からデータを見直します。」

高木真一のコメント
「使った事が無いタイヤだったので、ライフなどの確認が出来ていなくて厳しかった。序盤でグリップダウンしてしまったので、最後までタイヤを持たせる為に少しセーブしたというのもありますが、うまくバランスを取りきれていませんでした。他車に追突されたのも痛かったです。ストレートスピードが伸びず、フラストレーションが溜まりました。明日は新田さんが良い結果を残せるように走行内容を分析して、フィードバックしたいと思います。」


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