2010 AUTOBACS SUPER GT Rd.5 @ SUGO
7月24日 予選
ARTA HSV-010、明日を見据えて予選5位
ARTA Garaiyaは上出来の予選3位獲得
GT500クラス
SUPER GTシリーズもシーズンの折り返しとなる第5戦、宮城県のスポーツランドSUGOは気温35℃、路面温度57℃と予想以上の暑さとなった。この路面温度は第4戦マレーシアより高く、マシンにとっては厳しいコンディションとなった。
午前のフリー走行は予選で使用するタイヤの選択と、新しいクーリングシステムのチェックを行った。順位は8位だったがマシンの感触は良い。新しいクーリングシステムは、車外の空気を車内に取り入れるもので、この暑いレースを乗り切るには重要なアイテムだ。
予選1回目は午前に選択したタイヤでアタック。どこまで順位をあげられるかは読めなかったが、3位で1回目の予選を終えスーパーラップ進出を決めた。
スーパーラップが始まる頃に天候は曇り空に変わっていき、路面温度が下がり始めた。硬めのタイヤを選択したARTAにとっては予想外の展開。スーパーラップはラルフ・ファーマンが担当したが、タイヤの温度を暖めきれずずに5位で終えた。
鈴木亜久里監督のコメント
「予選1回目のラルフのアタックは見事だったね。スーパーラップもイケると思ったけど、タイヤが温まり切らなかったね。でも硬めのタイヤを選択しているので明日の展開次第では良い結果を残せるんじゃないかな。頑張ります。」
佐藤エンジニアのコメント
「スーパーラップの結果は悔しいですね。曇ってきてしまい路面温度が下がってしまいました。タイヤが温まりきらなかった結果の順位です。でもラルフはバランスが 良いと言っているので悲観はしていませんし、予選で履いたタイヤは決勝を見据えてのチョイスだったのでは良い結果が残せるように今から準備していきま す。」
ラルフ・ファーマン選手のコメント
「スーパーラップはウォームアップがもう1周欲しかった。タイヤが温まりきらなかった。でもマシンのバランスはグッド。準備は出来ているよ。」
井出有治選手のコメント
「走りだしはマシンのバランスがあまり良くなかったのですが、路面状態が良くなってきたらマシンバランスもよくなってきたのでセットアップ自体は心配していま せん。ラルフは硬めのタイヤでスーパーラップのアタックを行いましたが、あの硬いタイヤであれだけのタイムを出してくれたので、明日は良い展開になると思います。頑張ります。」
GT300クラス
前回のマレーシア戦から帰ってきたガライヤ。シンボルマークであるハミングバードのエンブレムが輸送中に盗まれるというハプニングに遭遇したが、予備のエンブレムが急遽用意され準備万端SUGOに入った。
そのマレーシアで表彰台に上がったガライヤのウェイトは70kgになり、ここSUGOでは苦戦が予想されるため、チームはタイヤの摩耗やライフのチェック走行に徹した。
1回目の予選では8位以内が目標だったが、アタックラップは他車に引っかかりなんとかギリギリの8位でスーパーラップ進出を決めた。
そしてスーパーラップ。アタックの順番が1番目の高木真一はほぼノーミスでアタックを終えた。6番目のスーパーラップが終わるまで暫定1位にいたが、最終的には3位で明日の決勝グリッドを獲得した。
金曽監督のコメント
「スーパーラップは5位くらいかな?と思っていましたが、3位は非常に嬉しいです。多分、ミシュラン以外のタイヤは温まり方があまり良くなかったのだと思います。もう1周ウォームアップの周回が多かったら3位は難しかったかも知れません。明日は良い位置からのスタートですが、トラブルに巻き込まれないように キッチリ走り切る事が第一目標です。」
新田守男選手のコメント
「午前はタイヤの比較走行を行っていました。日本の路面で走行した事が無いタイヤだったのですが、このSUGOの路面に合っていました。真一のアタックは上出来でしたね。下位に埋もれるかと思いましたが、完璧なアタックでしたね。明日は良いポジションからスタート出来ますが、トラブルに遭わないように頑張ります。」
高木真一選手のコメント
「今回のタイヤはマレーシアと同じスペックのタイヤでしたが、SUGOで走行した事が無いタイヤだったので、不安はありました。しかし、うまくこのSUGOの 路面にハマってくれました。スーパーラップのアタックはほぼ完璧でしたが、まさか3位までイケると思いませんでした。このタイヤはライフのテストが十分ではありませんが、戦略でうまく展開していきたいですね。」
