第8戦もてぎ 予選レポート(GT500)
ピックアップに悩まされQ2進出ならず

 今年のSUPER GTも第7戦のタイ大会終了から1ヶ月半が経ち、いよいよここツインリンクもてぎで最終戦を迎えることになった。

 ARTA NSX CONCEPT-GTはチャンピオンの権利は無いものの、尻上りに調子を上げてきている。第7戦では不運にもリタイヤに終わったが、それまでは安定した速さでトップグループに食らいついていた。チームはこの好調さを維持したまま最終戦の場に乗り込んできた。

 今回は金曜の午後から特別に走行時間が設けられた。走り出しはまずまずのタイムが出たものの、予想以上に気温が低かったためか、ピックアップ(タイヤカスを拾ってしまうこと)がひどく、バランスの確認を取る事も出来なかった。

 土曜午前のフリー走行もピックアップがひどく、色々なセットを試したものの、マシン挙動の変化は見られず、予選の時間を迎えた。予選前にセッティングの見直しを行い、松浦孝亮はQ1に挑んでいった。

 気温が低かったので、松浦はタイヤのパフォーマンスを十分引き出すために入念に熱を入れてアタックに入っていった。自分の思い通りにならないマシンを何とかコントロールしながら、松浦は果敢にアタックしたが、12番手でQ1を終え、Q2進出はならなかった。

 後半戦からタイ大会まではバランスが良かったので、その時のパフォーマンスを引き出せるように、明日までにマシンを見直し、有終の美を飾りたい。

鈴木亜久里監督のコメント
「タイまでは非常にバランスが良かったのに、ここに来てフロントの食い付きが悪くなってしまったね。暖かいところでは本当に調子が良かったんだけど、今からエンジニアと相談して明日に備えようと思います」

佐藤真治エンジニアのコメント
「正直何とコメントしたらいいのか分かりません。タイではバランスが非常に良かったので、多少のアジャストはしたものの、セットは変えずに持ち込みました。ピックアップの影響もあり、セットの変更をしても何の反応も無かったので、正直悩みます。しかし、もう一度チェックして明日の為に準備したいと思います」

ヴィタントニオ・リウッツィ選手のコメント
「ピックアップが多くて、セットの見直しをしましたが、予選までにパフォーマンスを向上させることは難しかったです。明日はまだチャンスがあると思うので、トップ5には食い込みたいと思っています。今からバランスの向上を目指して準備したいと思います」

松浦孝亮選手のコメント
「昨日からセットを変更してもなかなかバランスの向上が見られないので、色々試してみましたが、バランスの向上は見られませんでした。タイヤとコンディションの相性もあるかも知れませんが、赤旗やイエローフラッグ2回に遭遇してしまい、予選ではタイミング良くタイムを出すことが出来ませんでした。明日までに原因を究明し、気を取り直して頑張りたいと思います」

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