第5戦 富士 予選レポート (GT500)
チャレンジングな予選、見事に3位を確保

 毎年富士スピードウェイでは5月と9月の2回レースが開催されるが、今年から2回目のレースは8月に開催されることになった。真夏に行われる富士のレースはどのような大会になるのだろうか。

 ARTA NSX CONCEPT-GTは前回のSUGOでリタイヤしてしまったが、バランスの良さは維持しており、フリー走行でも良い感触を得られた。今まで走行時間が少ないヴィタントニオ・リウッツィは、本来のパフォーマンスを発揮出来ずにいたが、松浦の配慮により今朝のフリー走行はリウッツイから走行することになった。

 リウッツイは路面コンディションが整ってない状態で良いタイムを出し、仕上がりは良さそうだ。その後、ギア関係のトラブルが出たもののすぐに修復出来、松浦孝亮も好タイムを出して午前のセッションを終えた。

 天気予報では予選が始まる頃に雨が降る予報だったが、松浦が担当したQ1では上空に雲が多かったものの終始ドライコンディションで行われた。松浦は好調さをアピールするようにタイムを徐々に上げ、5番手でQ2進出を決めた。

 Q2はリウッツイがアタックを担当するが、そろそろ雨が降るという予報だったので、早めにタイムを出すことが要求された。全車は早めにタイムを出す為に一斉にコースイン。しかし、全車がコースインと同時に雨が降り始めた。滑りやすい路面でコースアウトするマシンが続出し、殆どのマシンがすぐにウェットタイヤに交換した。リウッツイもウェットタイヤに交換する為にピットに戻ってきた。残り時間はあとわずかだったが、リウッツイはセクタータイムでファステストを刻んできた。ポールポジションを獲得出来ると期待していたチームだったが、雨は弱まり路面コンディションはドライにコンディションに近づいていた。ウェットタイヤに交換しなかった2台が終盤にトップ2を占めたものの、リウッツイは見こと3番手のタイムを叩き出し、今季最高位のグリッドから明日のレースに挑む。

鈴木亜久里監督のコメント
「いなくちゃいけないポジションにようやく戻れた。この予選は前回のSUGOのレースのように目まぐるしく変わるコンディションの中で、トニオは非常に良い仕ことをしたと思う。明日は天気が心配だけど、レースになったら精一杯頑張るだけ」

佐藤真治エンジニアのコメント
「朝からバランスは非常に良く、ソフトタイヤのバランスが良かったので予選もそのままソフトにしました。Q2は雨が降ってきましたが、終盤のコンディションではウェットとドライのどちらを選択するかはドライバーにしか判断出来ないので、結果的に3番手でドライタイヤをチョイスした2台に上にいかれてしまいましたが、バランスは非常に良いので、明日が楽しみです」

ヴィタントニオ・リウッツィ選手のコメント
「とてもチャレンジングな予選でした。とても読みにくい天候で、我々はウェットタイヤでいきましたが、ポールポジションを獲った車はドライタイヤだったので、それを決めるのは非常に難しかったです。今日はホンダさん、ARTAのスタッフに感謝したいです。明日はとても興味深いレースにしたいと思います」

松浦孝亮選手のコメント
「Q1を担当させてもらい5番手で通過したのですが、ワンミスで敗退してしまうほどタイムは僅差でした。車のバランスは非常によく、ホンダさんとチームが非常に良い車に仕上げてくれて、3ヶ月前にここで走らせた時とは全く違う車に仕上がっていました。トニオも乗れてきたので、チームで力を合わせて良い結果を出したいと思います」

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