第7戦 タイ 決勝レポート (GT500)
表彰台狙えたが突然のバーストでリタイア
昨日から好調さを維持しているARTA NSX CONCEPT-GTは、今朝のフリー走行でホイールが外れてしまうトラブルがあったものの、大事に至らず予定とおりのメニューを消化した。
そしていよいよこの国で初めて行われるSUPER GTレースのスタートは松浦孝亮が担当する事になった。松浦は手応えを感じているようだが、唯一、気温が暑いにも関わらずタイヤが暖まりにくい事だった。スタートダッシュ序盤がこのレースにおいて非常に重要である事を松浦は認識していた。
そして15時にスタートが切られ、松浦は順位をキープして1コーナーを抜けていった。1周目が終わり、既にトップ集団は6台で形成され、松浦は4番手をキープ。松浦は4周目には1台抜いてポジションをひとつ上げる。
翌周には300クラスのマシンに追いついてしまい混戦は続く。さらに8周目にエアコンが効かなくなったが、松浦は集中力を切らすこと無く3位争いを始めた。10周目には前車を抜いて単独3番手を走行。松浦は安定したペースでラップを重ねた。31周目には前車のピットインもあり、2番手に浮上したが、その2周後に松浦からタイヤがバーストしてしまったと無線が入る。最終コーナー手前だったので、松浦は何とかピットにたどり着いたが、周辺パーツの損傷もあり、残念なリタイヤとなってしまった。
金曜、土曜と好調だっただけに非常に残念な結果になってしまったが、マシンバランスは今までで最も良い状態なので、最終戦では有終の美を飾りたい。
鈴木亜久里監督のコメント
「いきなりタイヤバーストしてしまったね。原因は分からないけど、優勝も狙えるペースだっただけに最後まで走りきることが出来なかったのは残念だね。でも、マシンバランスは本当に良いので、最終戦でこの屈辱を晴らすよ」
佐藤真治エンジニアのコメント
「途中まで良いペースで走れていたのに、突然のタイヤバーストでリタイヤしてしまい非常に残念です。しかし、流れは非常に良いので、最終戦では良い結果に結び付けられるように頑張ります」
ヴィタントニオ・リウッツィ選手のコメント
「上手くコメントできないけど、非常に残念な結果になってしまった。チームはとても良いマシンを用意してくれたと思います。マシンの調子が良かっただけに、ドライバーチェンジしてから表彰台に登るイメージを描いていましたし、その力は充分に備えていたと思います。最終戦で何とか良い結果を出したいと思います」
松浦孝亮選手のコメント
「スタートもペースも良くて序盤で3番手まであがり、ルーティンのピットインまでに2番手までポジションを上げることが出来たのに、突然のタイヤバーストでマシンの損傷も大きくリタイヤすることになってしまいました。チームのエンジニア、メカニックが素晴らしいマシンを用意してくれたので感謝しています。表彰台に相応しいマシンだと思うので、最終戦はホンダのサーキットであるもてぎで頑張りたいと思います」
