#35「asset テクノ Z34」
富士7時間は燃料系トラブルで無念のリタイア

 2013年スーパー耐久シリーズ(通称:S耐)に参戦するテクノファーストレーシングチームの#35「asset テクノ Z34」は、8月10~11日に富士スピードウェイ(静岡県)において開催された第4戦「富士スーパー耐久7時間レース」で、予選はST-3クラス8位(総合53台中23位)だったが、決勝レースは燃料系トラブルのためにリタイアとなった。

 #35「asset テクノ Z34」をドライブするのは、昨年6年ぶりにS耐復帰を果たした小泉和寛を軸に、下垣和也、長谷川伸司の3名。前回、第3戦のもてぎでは表彰台こそ逃したものの、粘り強い走りで4位を獲得し、それ以上の成績が期待された。今回はシリーズ最長の7時間レースとしての開催。#35 Zの区分されるST-3クラスには9台の車両、総計では6つのクラスに53台もの車両が参加してのビッグイベントとなった。

 8月10日の予選は気温30℃を超える猛暑のなか行われ、Aドライバーの小泉は、チームメイトである#34 Z佐々木雅弘(予選クラス2位)のタイムと0秒766差の1分54秒612でクラス5位(総合17位)につけた。続くBドライバーの下垣は富士を初走行ということもありクラス8位(総合23位)。A、Bふたりのドライバーのタイム合算で決まる予選順位は、クラス8位(総合23位)となった。またCドライバーの長谷川は基準タイムを無事クリアし、これで決勝レースのスターティンググリッドが確定した。

 11日も朝から晴天となり猛暑の厳しいレースが予想された。朝のフリー走行で長谷川がドライブ中に、ヘアピン先でコースアウトを喫しクラッシュ。フロントを大破していたため、ピットにおいて修復作業が始まった。しかし決勝レースのスタートまでは2時間半、コースインまでは2時間しかなく、グリッドに着くことは困難な状態。もし修復なったとしても車両が満足な走行ができないようであれば、決勝への出走も諦めざるを得ないような状況だった。35号車メカニックの懸命な作業が続き、車両が修復なったのは11時の決勝レーススタートから1時間ほどが経過したころ。準備をしていた小泉が乗り込みコースイン。車両の挙動を確認しながら、35号車の決勝レースがようやくスタートとなった。

 緊急修復された車両だが、完全な修復とはならずアライメントとホイールベースが合っていないような状態。小泉は、本来のラップタイムより約1秒遅い車両を懸命にドライブしながら1時間ほどを連続周回。しかし次の周でピットインし下垣に交代という34周目の1コーナーで、突然車両はスローダウン。ダンロップコーナーまで走り続けるもエンジンは息を吹き返さず、ここでレースは終了となった。原因は燃料系にあったが、これは未然に防げたトラブル。朝のクラッシュからチームの流れが断ち切られたことが大きな要因となった。

小泉和寛「こういう不本意な結果になってしまい、応援してくださる方々には大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただレベルの高いST-3クラスで、34号車と共にレースを戦っていることはとても刺激になっています。今年35号車は、まだひとつも満足な走りができていません。次の岡山ではドライバーのパフォーマンスアップはもちろん、チーム全体を立て直すつもりで気を引き締めて臨みます。さらには流れを引き戻し、ドライバー別によるスプリント戦となる鈴鹿で、いい走りをお見せしたいと思っています」

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