前回のレースはみなさんの予想は当たりましたか? 今回も予想屋の方に、優勝者を予想してもらいました。第6戦の舞台はスポーツランドSUGO。シリーズも残すは2戦、前大会では4人目の勝者が誕生しましたが今大会の勝者は誰になるのでしょうか。アナタは誰の予想に乗りますか? それとも自分の直感を信じますか?

 毎戦、優勝者の予想を立てて頂く予想屋は以下の3名。
・松田次生(レーシングドライバー)
・春那美希(スーパーフォーミュラ公式サイト ナビゲーター)
・オートスポーツweb編集部員サカイ

 予想は毎回レースの行われる週にオートスポーツwebに掲載され、投票は携帯サイトモータースポーツチャンネルから行うことが出来ます。さらに! 正解者の中から抽選で素敵なプレゼントが当たりますので奮ってご参加ください。

 予想は金曜日の夕方からスタート! 投票は携帯サイトモータースポーツチャンネルから。
※投票には有料登録が必要となります。
※PCからの閲覧・投票はできません。

 では、さっそくオートスポーツweb編集部員サカイの予想を見てみましょう。

「“マモノ”の存在は? レースに波乱は起きるのか、それとも……」

 みなさんこんにちは。オートスポーツweb編集部のサカイです。いよいよ今週末に近づいてきたスーパーフォーミュラ第6戦の予想を、今回もお届けしたいと思います。残念ながら前回の予想は、外してしまいましたが……。今回は頑張りますよ!

 さて、今回の第6戦はスポーツランドSUGOが舞台。「魔物が棲む」などと言われ、まるでゲームの世界に迷い込んだのではないかというほど“マモノ”という響きがついてまわるSUGOですが、昨年のレースも、選手権で上位2位につけていたジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ選手とアンドレ・ロッテラー選手がスタート直後にクラッシュ。最終的にはルーキーの野尻智紀選手が初優勝を挙げたほか、2位でチェッカーを受けた中嶋一貴選手がランキング首位に浮上してチャンピオン獲得への布石とするなど、大きなターニングポイントにもなった1戦でした。

 今季のここまでのランキングに目を転じてみると、石浦宏明選手が41ポイントで首位。一貴選手が34ポイントで2位につけ、3位に29ポイントのオリベイラ選手が続いています。この3選手がチャンピオンの有力候補と言える状況です。

 つまり今回は、石浦選手、一貴選手、オリベイラ選手の3名の争いが大きな見どころのひとつと言えます。それぞれに対して各選手がどの位置につけるのか、ポールポジション争いや優勝争いとは別に、楽しむことができるのではないでしょうか。もちろん、この3選手が予選/決勝ともに上位につけてくる可能性も大いにありそうですよね。

 またSUGOといえば、昨年は前述の野尻選手がホンダ陣営にシーズン初勝利をもたらしたサーキットでもあります。今季は、開幕前から拮抗した印象の両陣営ながら、レースではトヨタが5連勝を果たしており、ホンダがここSUGOで再び勝利を挙げることができるのかも見どころのひとつとなりそうです。ちなみにスーパーGTでは、ホンダ陣営のRAYBRIG NSX CONCEPT-GTが、9月にここで今季初勝利を挙げていますよね。

 レースフォーマットとしては、昨年と同じく68周。タイヤも昨年と同スペックですし、燃料流量リストリクターの制限も90kg/hと変わりません。オーバーテイクシステムは10kg増量と効果が倍増していますが、その状況の中で、昨年と比べてどのようなタイムが刻まれるのかも気になるところですね。

 例のごとく前置きが長くなってしまいましたが、それでは今回の予想をどうぞ。

【本命】石浦宏明選手(P.MU/CERUMO・INGING)
本命には、オートポリス戦でも速さを見せた石浦選手を挙げさせて頂きます。オートポリスでは、決勝こそ2位となりましたが、予選では後続をコンマ4秒弱引き離してポールポジションを獲得。後半3戦で続く中高速サーキットでの速さを早速見せつけました。ファン目線でチャンピオンシップを考えれば、ここで石浦選手が少々減速し、一貴選手やオリベイラ選手が上位という結果が、最終戦での王座争いの盛り上がりには必要なところかもしれませんが……今回はこれまでの流れから言えば死角のない感もある石浦選手に、一票を投じさせて頂きたいと思います。

【対抗】山本尚貴選手(TEAM無限)
対抗は山本選手。開幕戦でのポールポジション獲得以来、いまいち流れに乗り切れていない様子の山本選手ですが、前戦ではスタートも決まり、一時は4位争いを展開するなど上位に名を連ねました。最終的には7位となりましたが、ホンダ陣営では最上位でしたよね。昨年もこのサーキットでポールポジションを獲得していますし、カテゴリーは変わってしまいますが、スーパーGTのSUGO戦でも見事優勝を果たしており、いい流れの中にあるとも言えそう。もちろんホンダ陣営としても、残り2戦の中で何としても1勝を挙げたいところでしょうし、その中で山本選手が気を吐く活躍を見せるのでは? と予想します。

【大穴】平川亮選手(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)
平川選手はオートポリス戦で、チームメイトの小林可夢偉選手の3位に続く形で、今季最上位となる4位を獲得。平川選手自身もレース後「3年目でようやく“レース”ができた感じがありました」と話しており、どうやら手応えもあった様子です。またSUGOは、昨年までチームに在籍していたロイック・デュバル選手が3年連続で表彰台を獲得(12年:3位、13年:優勝、14年:3位)しており、チームルマンとしても相性が良さそう。さらに、今年から平川選手のマシンを担当している田中耕太郎エンジニアは、昨年は野尻選手の初優勝を支えたエンジニアでもあるんですよね。そんな気になる要素が揃っている平川選手を、大穴に予想させて頂きます。

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