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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.05.21 00:00
更新日: 2018.02.17 08:07

Audi Team Racing Tech、SGT富士は10位完走


Audi Team Racing Tech プレスリリース
2015年5月12日

SUPER GT第2戦、「FUJI GT 500km RACE」に挑戦した「Audi Team Racing Tech」、
悪夢の最後尾ピットスタートから、クリスチャン・マメロウ、細川慎弥が大激走。
場内を沸かす怒濤の追い上げを見せて、見事10位完走を果たし、ポイントをゲット!

 今シーズン、新たにSUPER GT 300クラスに参戦を開始した「Audi Team Racing Tech」は、ドイツの名門自動車メーカーのひとつである、Audi社からのサポートを受けて誕生した、新たなレーシングチームです。

 Audi社の高い技術をもって完成したマシン、「Audi R8 LMS Ultra」を武器に、日本最高峰のツーリングカーレースであるSUPER GT 選手権GT300クラスに、ゼッケン86番をまとって2015年から参戦を開始しました。注目のドライバーには、Audi社のワークスドライバーのひとりであるクリスチャン・マメロウと、速さと安定感に定評がある細川慎弥(ほそかわ しんや)を起用。デビュー戦となった岡山国際サーキットでの開幕戦では、悪天候の中、いきなり4位完走を果たし、大きな注目を集めました。

 そして5月2日(土)〜5月3日(日)に迎えたSUPER GT 第2戦、「FUJI GT 500 Km RACE」では、110周という長丁場に備え、戦略の幅を広げる意味で、ヨーロッパのフォーミュラカー・レースで経験を積んだ黒田吉隆(くろだ よしたか)をサードドライバーとして起用することを発表しました。金曜日にチームと合流した黒田吉隆はAudi R8 LMS Ultraのコックピット・ドリルを受け、ドライバー交代の練習をするなど、自分自身にとっては初となるSUPER GTレースに備えました。

◇5月2日:フリー走行
 土曜日朝のフリー走行では、富士スピードウェイが初体験となるクリスチャン・マメロウがまずはステアリングを握りました。前戦での4位入賞のため、16kgものウエイトハンディを課せられたマシンは、全体的にオーバーステア気味であることを確認しましたが、走行開始後7周目にフロント・アンダーパネルが破損。交換と修理をすませて細川慎弥に交代しました。

 細川も次第にセットアップを煮詰め、まずは1分39秒294で14番手タイムをマークしました。ふたりのドライバーは異口同音に、オーバーステが強く、マシンの挙動が開幕戦のときとまるで違うことを訴えました。 予選までの短い時間の中で、できることを最大限対応するというエンジニアの言葉を信じて予選を迎えます。


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