公式予選
SUBARU BRZ GT300は、予選2位

 ゴールデンウィーク初日の5月3日(土)、富士スピードウェイではSUPER GT第2戦の公式予選が行われ、R&D SPORTからエントリーしているSUBARU BRZ GT300(佐々木孝太/井口卓人)は、GT300クラスの2位となり、決勝レースをフロントロウからスタートすることになりました。

 この日の天気は晴れで、気温は午前中から20度を越えて少し汗ばむほど。路面は一日を通じてオールドライでした。3月末に富士スピードウェイで行われたテストで走り込みを繰り返していたため、チームにはシャシーや空力のセッティングがほぼつかめていました。この日午前中に行われた練習走行でそれを確認し、午後2時からの公式予選に臨みました。

 まず#61 SUBARU BRZ GT300のタイムアタックを担当したのは、井口卓人。落ち着いてタイヤを暖め、一発アタックを完了。3位でQ2への進出を果たしました。Q1終了から25分後に開始されたGT300のQ2セッションは、佐々木孝太がコースインしていきます。

「井口が良い走りを見せたので、僕も負けられないよね」と言っていた佐々木でしたが、適正グリップを得るために慎重にタイヤを暖め、セッション終盤にアタックを開始しました。その時点で順位は10位でしたが、チェッカーフラッグが振られる最終ラップに渾身のアタックでタイムを縮め、クラス2位のポジションを手中にしました。

 佐々木孝太は、「予想以上にタイヤのウォームアップに時間がかかり、アタックが時間ギリギリになってしまいました。でも2位のタイムが出たので良かったですね。今年は予選よりも決勝レースで強いクルマ作りをしていますので、やはり前の方からスタートできるのは有利だと思います」と語り、STI総監督の辰己英治は、「井口はタイヤをセーブしながらも計画通りにきっちりタイムを出し、それが3番手だったので言うことないです。孝太(佐々木)には4番手か5番手で良いと話していたのですが、2位だったので上出来です。決勝レースでは、序盤は大排気量車に先行されるかも知れませんが、ストレートでは彼らから離されず、得意のコーナーでタイムを縮めていけば良いポジションでレースが終えられると計算しています。それが表彰台であれば、なお良いですね」と話しています。

決勝
SUBARU BRZ GT300は12位完走

 5月4日(日)に富士スピードウェイでSUPER GT第2戦富士500kmの決勝レースが行われ、予選2位からスタートしたSUBARU BRZ GT300(佐々木孝太/井口卓人)は序盤にセイフティカー(SC)が2度導入されたこともありペースがあげられず、12位でレースを終えました。

「予選では望外の2位というポジションを得ましたが、BRZが不得意とする富士では序盤は大排気量車に抜かれるはずです」とSTI辰己総監督がレース前に話していたように、スタートドライバーの佐々木がオープニングラップから徐々に順位を落としていくのは、想定内のことでした。

 しかし、3周目に第一コーナーで起きたクラッシュの処理で7周にわたって導入されたSCラップののちも順位を落とし、さらに20周目にもSCが入ったため、上位に留まりながらペースをつかみ、後半追い上げる計画は崩れてしまいました。また、佐々木から交代した井口のスティントでは、ギアが抜けてシフト不能になるトラブルが発生。井口はコースサイドにマシンをとめて、あれこれトライし事態を解消しましたが、タイムを大きくロスすることになってしまいます。

 井口は、「練習走行から、タイミングによってはギアが入りづらくなる傾向はあったのですが、それがレース中に出てしまって。運が悪かったですね。でも次回はBRZが得意なオートポリスなので、ハンディウェイトを積んでいない僕らにはチャンスがあると思います。絶対挽回したいと思います」と語っています。

 また、辰己総監督は、「2度のSCラップで、完全に計画が乱れてしまいました。SCラップでタイヤを冷やすと車体の軽いBRZは暖めるのに時間がかかります。そうこうしているうちに周回遅れとなってしまい、ペースアップのチャンスは絶たれてしまいました。結果は残念ですが、ロングランでも安定して走るというテーマに関してはポジティブな方向だったと思うし、なんといってもドライバー達が粘りの走りをしてくれたのは、頼もしいです」と話しています。

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