スーパー耐久シリーズ第5戦は、9月5日に岡山国際サーキットにおいて400kmレースとして開催され、注目を集めたNISSAN GT-Rは、4位走行中のレース終盤にマシントラブルからパンクを喫し緊急ピットイン。表彰台獲得はならなかったが、クラス6位で完走を果たした。

 予選3位からスタートした#81「DAISHIN R35 GT-R」は、田中が1〜2コーナーで2位をうかがうものの抜くまでにはいたらず3位をキープ。その後は徐々にポルシェ勢を引き離し単独3位で周回を重ねていった。田中は予定の40周目にピットインして大八木に交代。GT-Rは燃料補給に時間を要すこともあり、ここでポジションを4位に落とすことになった。

 8年ぶりのレース復帰となった大八木は4位を守り走行。68周目に2回目のピットインを行いここでアンカーの青木に交代した。青木は4位をキープして安定したペースで走行。しかし94周目の1コーナー手前でマシントラブルのために左フロントのタイヤがパンク。何とかコースアウトは免れたが、大きくペースダウンしてピットへ戻ることになった。
 そのままガレージに入れられた#81 GT-Rだったが、約15分の作業でレースへ復帰。最後は青木がクラス6位(総合21位)でチェッカーを受け、2戦連続で完走を果たした。

田中哲也
「TEAM DAISHINのメンバーとして初めてのレースでした。スタートでは何とか抜いて2位に上がりたかったんですが、3番手で大八木さんに渡すことができました。ドライコンディションの決勝は初めてだったんですが、いろいろなデータが取れたと思います」

大八木信行
「結果としては残念だけど、GT-Rのパフォーマンスは十分見せられたと思います。路面温度も高かったしGT-Rには厳しいレースウィークでしたが、いいクルマになるために多くのデータが取れてこれが大きな収穫でしょう。個人的にはまぁまぁ満足。チームの一員として違和感なくレースができました」

本日のレースクイーン

森脇梨々夏もりわきりりか
2025年 / スーパーGT
スタンレー レースアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年6月号 No.1608

    [特集]レッドブル 角田裕毅
    5つの進化論

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円