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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.11.18 00:00
更新日: 2018.02.17 04:20

DENSO RC F、SGTもてぎは我慢の走りで9位


DENSO KOBELCO SARD RC F
最終戦もてぎ、我慢の走りで9位フィニッシュ
SUPER GT 第8戦もてぎレポート

2014 SUPER GT 第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」(11/15-16)
ツインリンクもてぎ(1周4.801km)
入場者数:予選15,500名、決勝32,000名 合計47,500名

 11月16日(日)今季最終戦となるSUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」の決勝が行われ、不退転の決意で臨んでいるDENSO KOBELCO SARD RC Fは11番グリッドからスタート。スタート担当のオリバーが激しい攻防戦の中で苦戦を強いられフィーリングも芳しくない状況に。何とか我慢の走りでペースを維持する懸命のドライビングで23周目に暫定9位で交代。代わってステアリングを握った石浦もバランスに苦しむのと同時にブレーキが厳しい状態となり、他車と同じペースを維持するのがやっとの状態ながらも数台をかわし、ポイント圏内の9位フィニッシュとなった。ドライバーポイントは2点(計24点)を獲得し、今季のドライバーシリーズランキングは13位。チームポイントは5点(計43点)を獲得し、チームシリーズランキングは10位で今シーズンを終えた。

公式練習走行
 今季は毎戦の様に速さを随所で見せているものの、うまく噛み合わないレースが続き、前回タイ戦も上位を快走し勝利も視野に入っていたが7位に終わったDENSO KOBELCO SARD RC F。既にタイトル獲得の可能性は無くなっているが、チームとしての目標となる優勝とランキング上位を目指すことは成し遂げたいところ。先日、第一子となる娘が生まれたばかりのオリバーも父親となった喜びもひとしおだけに勝利で祝いたい。最終戦となる第8戦の舞台は、栃木県の山間部・茂木町にあるツインリンクもてぎ。金曜日に公式テストとなる専有走行時間帯が3時間ほど設けられ、土曜の公式予選はノックアウト方式(Q1、Q2)、日曜日の決勝は13時スタートで250km(53周、約1時間40分)で争われる。ピットストップは1回となり、ウェイトハンディは全車リセットで搭載なしのガチンコ勝負。

 今季はツインリンクもてぎでの公式テストは設定されず、レースウィーク金曜日の3時間の走行がそれにとって代わった。直線とコーナーを交互に組み合わせたストップアンドゴーのサーキットでブレーキに負担がかかりやすく、今回各陣営とも強化を図っている。チャンピオンを争うポイント上位陣と来季へつながる成績で有終の美を飾りたいチームが入り乱れ、超接近戦の緊迫した戦いが予想される。昨年は4位フィニッシュを果たし健闘を見せただけに、今季の悔しい思いの雪辱を果たすべく、不退転の決意で勝利を狙っていった。