スーパー耐久シリーズ2012 第1戦 SUPER TEC
DIJON Racingのモータースポーツ活動、2012年シリーズの開幕レースとなった、スーパー耐久シリーズ「2012第1戦SUPER TEC/富士スピードウェイ」に参戦。
2012年のスーパー耐久シリーズは、国内屈指の高速サーキット富士スピードウェイで開幕、20年を超える長い歴史において、富士での開幕は初めて、スーパー耐久シリーズ伝統の一戦、「SUPER TEC」として3月25日(日)に開催された。
この開幕戦は1dayレースとして日曜日に予選、決勝が行われた、予選は早朝のスタートとなったがパドックフリーとなりパドックスペースにてイベントなども開催されたこともあり、沢山の観客が来場し、サーキットは華やかなシーズン・オープニングとなった。
決勝前日の3月24日土曜日、午前と午後に1時間の専有走行が行われた、前日の雨から天候が回復したが、午前中のセッションはウェットタイヤからスタート。セッションが終了する頃には路面コンディションもドライへと変わりスリックタイヤに変え走行、マシンの仕上がり状態は順調。
午後のセッションではタイムこそクラス3番手ではあったが、決勝を見据えた燃料搭載状態のセッティングを確認するなど余裕を見せる程いい雰囲気のチームピットであった。
3月25日決勝当日、上空には穏やかな青空が広がり、快晴に恵まれた富士スピードウェイではあったが、3月下旬の天候としては予想外の冷え込みとなる中、午前8時35分公式予選がスタートしAドライバー予選にTakamori博士がコースイン。コースコンディション、マシンのセッティング状態を確認しながら周回を重ね、徐々にペースを上げて3周目に1‘57.183のベストラップを記録、続くBドライバー予選で井上恵一が1‘56.957を記録、合算タイムの正式総合予選結果は「3'54.140」でST-4クラス、5番手、総合23番手グリッドから決勝スタートとなった。
迎えた午後1時、今シーズンの2012スーパー耐久シリーズ開幕戦、4時間のSUPER TEC決勝がスタート。
スタートドライバーはTakamori博士、スタート直後の混乱を回避し6位にポジションダウンを喫するものの3周目にはレースのペースをつかみ、5周目には3位に浮上、数周に亘りトップ争いを繰り広げながら周回を重ねつつも、チームが前日の占有走行から決勝のシュミレーションを設定したペースで順調にポジションアップを行い、作戦通りと思いかけた13周目、突然の異音が発生、ペースダウンでなんとかピットへ戻れる様に試みるが最終コーナー手前ののぼりで無念のストップ、マシンを降りる。
駆動系のトラブルでリタイヤという残念な結果に終わってしまった。
今年は確実に上位入賞する事を狙って、昨年のホンダS2000から、ホンダワンメイクレースなどで安定感がある使い慣れたホンダ インテグラDC5へとマシンを変更し、レースウィーク中、好調な仕上がりを見せていただけにチームとしては悔やまれる結果となった。
次のレースまでにマシンへのトラブル対策を実施し、必ずや優勝出来るよう必勝体制で次戦に臨みます。
スーパー耐久シリーズ2012 第1戦 SUPER TEC / 富士スピードウェイ
2012年3月25日(日)
公式予選、決勝レース / 富士スピードウェイ レース距離:4時間
DIJON Racing クラス :ST4 ゼッケン:No.48
車両名:DIJON私立日本橋高校ED WAKO'S DC5
チーム監督 :井上恵一 チーフエンジニア :佐藤賢二 チーフメカニック :水越真一
ドライバー :Takamori博士 / 井上恵一 リザーブドライバー :水越真一 広報:ねねか隊長
タイヤ:YOKOHAMA 参戦車両 :ホンダ インテグラDC5
技術協力:ミネルバレーシング、株式会社エンドレスプロジェクト、株式会社和光ケミカル
