2014 SUPER FJ 富士シリーズ 第1戦 レースレポート
開催:予選・決勝 4月19日(土)富士スピードウェイ
エントラント:DIJON Racing
ドライバー:富田竜一郎
マシン:Snap-on DIJON ENDLESS (RD10V)
結果:予選:4位 / 決勝:3位
4月19日に行われた「スーパーFJ富士シリーズ第1戦」、DIJON Racngからは育成ドライバーの富田竜一郎選手がエントリーしました。富田選手は育成選手らしく、出場できるレースは全て出場すると言うスタンスで、可能な限り沢山のレースに参戦してレース実践経験値を積み上げています。富田選手は今シーズン、スーパー耐久、GT-Rプレステージカップ、SUPER FJに参戦しており、今シーズン早くも7レース目のレース参戦となります。
■練習走行 4月18日 30分×2本
富田選手は、4月13日に行われたスーパーFJもてぎ決勝でエンジンの不具合に見舞われながらもなんとか手堅く完走し、これまで今シーズン全てのレースで完走しています。今回の「スーパーFJ富士シリーズ第1戦」では急遽予備エンジンに積み替えてレースに出場することになりました。
予備エンジンはエンジンベンチ室でラッピングされたままの状態で木曜日にDIJON Racing御殿場ガレージに届けられました。もてぎガレージから運ばれてきたRD10Vからエンジンは下ろされ、御殿場ガレージで予備エンジンに換装されて富士スピードウェイまでマシンは運ばれました。パドックで十分にエンジンラッピングしますが摺動部材の摩擦抵抗は大きく、いきなりレースで使える状態ではありません。
今回のレースのキモは、レース前日の金曜日に練習走行(30分×2本)でエンジンの慣らし運転を確実に行い、エンジンパワーが必要な富士スピードウェイのストレートを攻略することでしたが、不運にも金曜日の富士スピードウェイは、雨と霧の影響でスポーツ走行は開始早々5分足らずで赤旗中止となり、エンジンならしが十分に出来ないハンデを背負って、明日のレースを迎える事となりました。
■予選 4月19日 AM9:00~20分間 路面:ドライ 天候:くもり
スーパーFJの出場台数は12台、走行開始と共にマシンは一斉にコースインします。今年からタイヤが変更されたため、スーパーFJでは、タイヤに十分に熱を入れて、走行終了時間ギリギリに一発のタイムアタックを行うのがセオリー。
しかし、ここはストレートがモノを言う富士スピードウェイ。スリップストリームの有無で簡単にタイムは1秒以上変わってしまうため、予選開始から全車スリップストリームを狙ってマシンは編隊を組んで走行します。DIJON Racingは1台のみの参加なので、上手く他車のスリップを有効に使える位置を探して予選を行います。
富田選手のマシンは、まだエンジンの摺動抵抗が多いのか?ストレートスピードがあまり伸びません。なんとか他車のスリップストリームを上手く利用してストレートスピードを稼ぎます。周回を重ねるごとにラップタイムも更新していき、予選開始から10分経過した時点でトップ選手からストレートスピードは7Km/hの遅れを取りながらも2番手のタイムを記録します。
ポールポジションを狙って渾身の走りを続けますがダンロップコーナーでマシンの挙動を乱し、集団から遅れを取ってしまいます。予選終了間際、スリップストリームを使い合ったマシンがベストタイムを連発し、富田選手は7番手まで順位を落としますが、単独走行となった富田選手ですが、予選終了ギリギリのタイミングで1'53.829を記録し、辛くも予選4番手を獲得しました。
■決勝 4月19日 14:00~12週 路面:ハーウウェット 天候:くもり時々小雨
上空は一面どんよりとした雲で覆われ、いつ雨が降り出してもおかしくない状況。雨粒は落ちてこないのでコースイン開始とともに、全車スリックタイヤを履いてコースイン。1周のサイティングラップを行いダミーグリッドにマシンを並べます。
しかし、サイティングラップ中に100R~ダンロップコーナー付近で雨が降っているとの情報が入ってきます。それから数分でメインストレートのグリッド上でも小雨が降り出してきます。何事も無いようにスタート進行は続き、WETレースは宣言されず全車、スリックタイヤでレーススタート!!
メインストレートでは、雨はポツリポツリと降り、傘を差さなくても歩ける程度ですが路面はハーフウェット状態。1コーナーの飛込みでは冷えたスリックタイヤで皆、苦戦しコースアウトする車両も。続くコカコーラコーナーでもスピンする車両がありレースは荒れた展開に……。
絶妙なマシンコントロールで3位を走る富田選手ですが、3周目のコカコーラコーナーで他車と並走して進入した際、アウト側の路面は走路外からの水で濡れおり、リアタイヤのグリップを失ってスピンアウト。スーパーFJ最後尾までポジションを下げてしまいます。
残り周回は9周。富田選手はレースを諦めずに途中ファステストラップを記録しながら順位回復を目指します。数台のマシンを抜き去り、チェッカーまで残り3周となったところで、順位はスタートポジションだった4位まで回復。3位のマシンまで約2秒差ですがラップタイムは互角でチェッカーまで追いつくか微妙な状況。レース終盤、コースの所々で雨量が変わり難しいコンディションとなり、一瞬のチャンスを逃さず前走車を抜き去り、3位でチェッカーを受けて表彰台まで辿り着きました。
次戦は4月27日スポーツランドSUGOで行われるSUPER FJレースにDIJON Racing育
成ドライバー富田竜一郎選手が出場しますので、引き続き応援宜しくお願い致し
ます。
