■SUPER耐久 開幕戦 ツインリンクもてぎ

DIJON Racing レースリポート
 3/29(土) 予選 3/30(日) 決勝 ツインリンクもてぎ(栃木県)

■レース結果
 車名:Snap-on DIJON Racing DC5 #48
 エントラント:DIJON Racing
 ドライバー:A:富田竜一郎 B:天野翼 C:猪股京介 D:Takamori博士
 決勝:ST-4クラス8位(総合25位)観客動員:5000人
 予選:ST-4クラス9位(総合27位) 観客動員:6000人

 ツインリンクもてぎ(栃木県)を舞台に、スーパー耐久シリーズ開幕戦『Super耐久 5時間耐久レース』が3月29〜30日に開催された。

 DIJON Racingは、20代のヤングドライバー3人(A:富田竜一郎 B:天野翼 C:猪股京介)と先生役でD:Takamori博士の布陣で参戦した

 スーパー耐久のエントリーは予選落ちが心配されるほどの大量エントリーを集め、ST-X(昨年のGT3クラス相当)〜ST5クラスまであわせて、45台と盛況な台数で開幕戦を迎えた。

 その中でもST-4クラスは19台の大量エントリーを集め、激しいレースが予想されるが、DIJON Racingは、この厳しい戦いの中に、全国から募集したプロを目指す、20代ヤングドライバーを要して参戦した。

■3月29日(土) 予選 天候:晴れ 路面:DRY
 土曜日は通常のシリーズ戦同様、午後より各ドライバーの予選が行われた。天候は昨日に引き続き晴れであるが昨日より気温が更に上昇し、マシンにもドライバーにも非常に厳しいコンディションとなる。

 13時20分、第2グループ(ST-4&ST-5)Aドライバー予選(20分間)が開始。富田選手がコースイン。タイヤを慎重に暖めて、2周目には2分13秒台でラップし、計測3周目にアタックするも、練習で見せた好タイムを記録することはできず、いくつかのミスを犯してしまう。タイムは2'12.482と、ST-4クラス11位につける。

 長時間の決勝レースを見据え、タイヤ温存のために無線でピットインを指示、結果ST-4クラス11番手となる。

 10分のインターバル後、第1グループ(ST-X〜ST-3)Bドライバー予選が開始され、14時10分に第2グループBドライバー予選開始のボードが示された。天野選手は、アタック1周のみで2'11.528をマークしST-4クラス8位。合算の結果、ST-4クラス9位となった。

 続いて、15時00分から第2グループCドライバー予選がスタート。Cドライバー予選はグリッドには影響しないが予選通過(基準タイム)をクリアする必要があり、猪股選手がアタックし、2'12.730をマーク(クラス7位)し基準タイムをクリアした。

 15時25分からDドライバー予選がスタート。Takamori博士が決勝のマシンセットアップをするために、USEDタイヤ、ガソリン満タ ンでコースイン。予選通過を楽々クリアする2'14.133をマークしST-4クラス2位となる。

■8月30日(日) 決勝 天候:雨 路面:WET
 ツインリンクもてぎは、朝から雨。天気予報では、一日中雨が上がる事はなく、終日雨模様。昨日までのDry路面とは、まるで異なるコンディションとなり、経験がモノを言う悪コンディションとなり、20代の若手ドライバーを中心のDIJONRacingには辛い戦いが予想される。

 12:15から5時間の決勝レースの幕がきられた。今回のスタートドライバーはDIJON Racing育成ドライバーの富田竜一郎。2周に渡るフォーメーションラップの後、2グループに分けられた45台の車両が一斉にスタート。

 富田選手はスタートを決めオープニングラップでST-4クラス6位に一気にジャンプアップ。

 レースは序盤からハイドロプレーニングによるコースアウトが多発する荒れた展開となったが、富田選手は育成ドライバーとは思えない好ペースで順調に周回を重ねる。

 富田選手は、とてもST-4インテグラに初めて乗る選手とは思えない好走でクラストップとなんら変わらないペースで50周のロングドライブを敢行。

 一時はST-4クラス3位までジャンプアップする好走をみせ、優勝したST-4#58とガチンコバトルを展開した。

 50周を終えて予定通りルーティーンのピットイン。ドライバーチェンジ、フロントタイヤ交換、給油を行った。迅速にピットワークも終わり、次にバトンを受けたのは猪股選手。

 ST-4クラス4位で復帰した猪股選手も安定したペースを守りつつも随所に攻めた走りを見せる。とてもJAF公式戦初レースとは思えない好走を見せるが、S耐はアマチュアとプロドライバーが戦う日本選手権相当のレース、70周を終えた頃にはST-4クラス7番手となる。レース開始から間もなく3時間を経過し、周回数80周を終えて2回目のピットイン。

 ピットインの際、タイヤチョイスを悩ませたが、磨耗の関係でフロントタイヤを交換、燃料給油を行う。天野選手がバトンを受け取りコースインするがタイヤがなかなか発熱せずにペースが上がらない。

 天野選手は果敢に雨の中走行するが、最終コーナー側では雨が強く、ハイドロプレーニングでマシンコントロールできずにコースアウトし、ビクトリーコーナー外側のグラベルに填まる姿がモニターに映し出される。

 天野選手から『車がグラベルに埋まって動けない。』との無線が入り、メカニックが無線で状況を確認し、何とかピットへ戻せないかと無線で通信するも脱出不可能となり、オフィシャルによってマシンが安全な場所へ移動するまで4周のタイムロス。

 なんとかマシンは自走できる状態で、モニターで見る限りは、バンパーが取れ掛けているだけのダメージ。1周ゆっくりとコースを走ってピットインし、マシン修復する。

 マシンを簡易的に修復し、コース復帰を試みる。残り時間はチェッカーまで1時間50分ある。マシンチェックでTakamori博士がコースインするが、グラベルで長時間止まっていたため、車内は水滴でガラスが曇り何も見えない状態。

 ABSセンサーも壊れていたため、かなり危険な状態であり、若手ドライバーは、コースに留まるのも危険な状態なため、Takamori博士がロングドライブすることに・・・・・

 今回のDIJON Racingのテーマは20代ヤングドライバーでS耐を戦うというテーマだったが、若手達には厳しい現実を見る結果となり、若手達の激走を無駄にする事無く、経験豊富なTakamori博士がマシンを労わりながらチェッカーまで引っ張る事となった。

 その結果、DIJON Racingは惜しくもST-4クラス8位での完走となった。

■今後の展開
 2013スーパー耐久シリーズ第二戦は昨年降雪のため中止となったSUGO(宮城県)で5月24〜25日に行われます。DIJON Racingは、若手ドライバーの実践的育成を行うために、次戦も新たな若手ドライバー中心の布陣で戦う予定です。

 引き続き、皆様の応援よろしくお願い致します。

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