レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

国内レース他ニュース

投稿日: 2014.05.28 00:00
更新日: 2018.02.17 00:15

ENDLESS ADVAN 86、S耐第2戦はST-4クラス優勝


「ENDLESS・ADVAN・86」
新体制2戦目でクラス優勝を飾る

 2014年スーパー耐久シリーズ(通称:S耐)に参戦するENDLESS SPORTSの#13「ENDLESS・ADVAN・86」(小泉和寛/村田信博/小河諒)は、5月24~25日にスポーツランドSUGO(宮城県)において開催された第2戦「SUGOスーパー耐久3時間レース」で、激戦の末にST-4クラス優勝。ランキングトップに並んだ。

 第2戦も6つのクラスに計44台が参加。ST-4クラスには5台の86を含み4メーカー8型式の大量18台が参加し相変わらずの激戦区となった。今回の舞台は東北随一のロードコース、スポーツランドSUGO。アップダウンに富み2本のストレートをタイトなターンで結んだテクニカルコースだ。シーズンオフに路面が舗装し直され、縁石やランオフエリアも改良されたが、コース幅はそのままで接触やアクシデントの起きやすさに変わりはなさそうだった。ストレートスピードに勝るホンダS2000勢に比べコーナリングマシンであるトヨタ86勢には有利なコースで、ここで確実に大きなポイントを取っておきたいところ。

 24日午後、気温23℃で始まった公式予選は、小泉と村田のベストタイムの合算で、86勢の中では3位となるクラス4位総合23位につけた。またSUGOを得意とする若手の小河も基準タイムをクラストップでクリアした。

 決勝日の30日朝に行われたフリー走行では、小河がクラスのトップタイムをマーク。「走り始めからクルマの調子が良いので、今回は最低でも表彰台は狙いたいです」と小泉は控えめのコメント。午後の決勝は前日までの晴れ間こそないものの、気温は25℃ほどまで上昇しやや蒸し暑い天候となった。

 13時30分、3時間レースがスタート。ST-4/5クラスによる第2グループは激しい先陣争いが展開され、スタートドライバーの小泉はオープニングラップで1台、2周目に1台をかわして86勢のトップ、クラス2位に浮上。一時は順位を落とす場面もあったが、すぐに2位に戻った。しかしその前にピットインしほぼ1周遅れていたS2000に前を塞がれ、テール・トゥ・ノーズのバトルを重ねることになった。2位のポジションを守ったまま小泉は30周でピットインして村田に交代。給油のみで村田は9位でコースへ復帰。


関連のニュース