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スーパーGTニュース

投稿日: 2014.08.31 00:00
更新日: 2018.02.17 02:36

Epson NSX、土曜の火災から修復もリタイアに


SUPER GT Round 6 43rd International SUZUKA 1000km
レースレポート
8月31日(日) 鈴鹿サーキット 天気:曇り

◇予選前の練習走行でのトラブルで公式予選に出走することができなかったEpson NSX CONCEPT-GTだったが、決勝前のフリー走行には修復を終えたマシンが無事に参加し、8番手タイムをマーク。予選を未出走となったことから、長く過酷な1000kmレースに15番グリッドから臨むこととなった。

 通常のレースとは異なり、11時05分にはスタート進行が開始され、いよいよ12時15分に決勝レースのスタートが切られた。フォーメーションラップを終え、スタートドライバーを務めたベルトラン・バゲットは一気に10番手まで順位を上げる。4周目にはさらに前の1台をオーバーテイクし、9番手に。快調なペースで周回を続け、8番手を走行していた20周目に1回目のピットインを行ない、タイヤ交換と給油をして、11番手でコースに復帰。各チームの1回目のピットインが終わった35周を終えた段階で、バゲットは6番手を走行。2回目のピットインに備え、厳しい状況の中、懸命のプッシュを続ける。

 40周目にピットインを行ない、ここで中嶋大祐に交代し、タイヤ交換と給油を終えてコースに戻る。代わった大祐もタイヤを労わりながら懸命のプッシュを続け、76周目に前のマシンをパス、7番手で3回目のピットインをしようとしていたところ、パスしたマシンに追突されピットロード入口でスピン。タイムロスをしたが、そのまま何とかピットへ入り、ドライバーチェンジとピット作業を行なう。

 86周目にはピットイン時に追突された影響で、左のリアタイヤがパンクし、バゲットはコースアウト。マシンをピットに戻すことに。しばらくマシンの修復に時間を費やしたが、再び走行を開始。12番手となったが、諦めることなくチェッカーを目指してプッシュを続ける。110周目に再び大祐に交代、最後のピットストップまで気を抜くことなく自己ベストタイムをマークし、周回を続けていく。バゲットへ最後のバトンを確実につなぎたい大祐だったが、124周目にマシンの不調で緊急ピットイン。ブレーキのトラブルにより、レース続行は不可能と判断され、ここでレースを終えることになった。

◇観客動員数
8月30日(土)予選25,000人
8月31日(日)決勝36,000人


本日のレースクイーン

カロッツェリアサポートガール
羽瀬萌(はせめぐむ)

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