全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦富士スピードウェイは14日フリー走行で開幕し、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)がトップタイムをマークした。

 午前8時45分からスタートした全日本選手権フォーミュラ・ニッポンのフリー走行。雨は降っておらず、直前に行われた全日本F3の公式予選ではスリックタイヤを装着するマシンが現れたものの、フォーミュラ・ニッポンのフリー走行では全車がウエットタイヤを装着してコースインした。

 ところどころにドライパッチも見られ、ストレートでは濡れた箇所を探すような展開となっていく中、開始から15分近くというところでは富士スピードウェイには日射しも出始めた。路面状況が好転していく中、タイムも削られていき開始14分には塚越広大(DOCOMO DANDELION)が1分36秒台までタイムを縮めた。

 さらにその後、コンディションが回復していくにつれて中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)が1分35秒530でトップに浮上。中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、オリベイラと続いていった。

 開始30分近くになると、まずは伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)がスリックタイヤを装着しコースイン。一気に1分31秒599までタイムを縮めると、チームメイトの塚越もスリックへ。1分29秒313をマーク。他陣営も続々とスリックを装着し、一気にタイムは1分28〜29秒台まで縮まっていった。

 スリック装着車の中で、いち早く1分26秒台まで入れてきたのはアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)。他のマシンも1分27秒台まで入れていくが、ロッテラーのタイムを更新するマシンはなかなか現れず。しかし残り15分というところで、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が1分25秒999をマークし、トップに躍り出た。

 セッションも残り5分というところで、各陣営予選に向けたシミュレーションを実施。しかし、ここで大きくタイムアップを果たすマシンはDOCOMO DANDELIONや松田次生(TEAM IMPUL)等のみとなり、オリベイラのトップは揺るがず。ロッテラーが2番手、そして松田が3番手となった。

 ランキング首位の塚越は7番手、ランキング2位の一貴は4番手。今回がフォーミュラ・ニッポンデビュー戦となる中山友貴(HP REAL RACING)は15番手で最初のセッションを終えている。

セッション結果表はこちらへ

本日のレースクイーン

小高実和おだかみわ
2025年 / スーパー耐久
Access Racing
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円