全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの今季最終戦・第7戦鈴鹿が3日開幕し、土曜朝のフリー走行が行われた。最終戦ということもあり緊張感の高い中で行われたセッションでトップタイムをマークしたのは小暮卓史(NAKAJIMA RACING)となった。

 全日本F3000選手権から名称が変わり、1996年に誕生したフォーミュラ・ニッポン。その最後の
シリーズ戦であるとともに、今シーズンのチャンピオンを決する重要なレースとなる今季最終戦鈴鹿が3日開幕した。

 午前9時35分からスタートした土曜朝のフリー走行は薄曇り、やや肌寒いコンディション。序盤、まず1分40秒台に入れてきたのは、前戦からスポット参戦している佐藤琢磨と山本尚貴のTEAM無限コンビ。しかし、開始15分というところでチャンピオンの可能性をもつジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)を先頭に、各車タイムアップ。中盤はランキング2位の塚越広大(DOCOMO DANDELION)が1分40秒413でトップに立ち、さらに40秒140までタイムを縮めていく。

 開始25分には、前戦SUGOでポール・トゥ・ウインを達成した伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)がまずは1分39秒台に突入。セッション中盤はDOCOMO DANDELION勢が好調ぶりをみせつけることとなった。

 終盤、残り5分を切ったあたりから各チーム予選に向けたシミュレーションを開始。まずはニュータイヤを投入し、中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)が1分39秒812でトップに浮上。それを皮切りに、一気に全ドライバーのタイムが向上していく。

 そんな中、このフリー走行のトップタイムをマークしたのは小暮卓史(NAKAJIMA RACING)。次いで伊沢が続き、松田次生(TEAM IMPUL)が3番手。塚越はセクター2まで全体のベストタイムをマークしていたものの、チェッカー後だったこともありそのままピットへ戻った。

 チャンピオンの可能性を残すドライバーの中では、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が4番手。中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)は6番手につけることに。塚越は8番手、オリベイラは10番手でフリー走行を終えている。また、スポット参戦2戦目の琢磨は11番手で朝の走行を終えた。

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