全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦もてぎは4日、予選日朝のフリー走行が行われ、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)がトップタイムをマーク。中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)が2番手につけ、ランキング上位2台がトップ2に続くこととなった。

 シリーズも全7戦のうち4戦を消化し、いよいよ終盤戦を迎える全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの2012年シーズン。4戦を終えた時点で選手権トップは一貴の29ポイントで、ロッテラーが25ポイント、塚越広大(DOCOMO DANDELION)が23点で3位に続いている。

 そんな中迎えた第5戦ツインリンクもてぎは、今季2回目の開催。各チームデータがある状態だが、午前8時35分からスタートした予選日朝の走行では、気温、路面温度も高い中で各チーム積極的に走行を開始。まずはジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)が1分35秒台のタイムをマーク、そして一貴と続いた。

 ホームコースで気合が入るホンダ勢は、DOCOMO DANDELION勢がやや遅れてコースイン。しかし、いきなり塚越が2番手に躍り出ると、伊沢も5番手に。また、今回の走行では前戦富士で「ベースセットはつかんだ」と語った小暮卓史(NAKAJIMA RACING)も好調。常に6〜7番手以上につけ、復調の兆しをみせた。

 セッションも終盤を迎えると、少しずつ各車ペースアップ。そんな中、一貴が最終コーナーでコースアウトを喫する場面もあったが、大きなクラッシュには至らず。残り5分というところで、一貴も含むほぼ全車がニュータイヤを装着し、予選に向けたシミュレーションを開始した。

 まずそれまでの1分35秒台のタイムを大きく上回ってきたのはロッテラー。僅差で一貴が続き、さらにオリベイラ、ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)と続く。伊沢が5番手、6番手に小暮がつけることになった。

 なお、セッション終了後ヘアピンで安田裕信(KONDO RACING)がコースアウトを喫する場面も。ただし大きなクラッシュにはならず、ピットに戻っている。

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