全日本選手権フォーミュラ・ニッポンは最終戦となる第8戦を迎え、スポーツランドSUGOで予選日午前のフリー走行が行われた。このセッションでトップタイムをマークしたのは小暮卓史(PIAA NAKAJIMA)。新王者ロイック・デュバル(PIAA NAKAJIMA)が2番手となった。

 この日のスポーツランドSUGOは晴天に恵まれ、気温も上がり半袖でも過ごせるほど。午前10時からのフリー走行は、爽やかな陽差しが差し込む中でのスタートとなった。

 今回からダンパーに関する規制が入ったためか、各陣営ともユーズドタイヤを履いてコースオープンから積極的に走行を重ねる。しかし、規制の影響を感じさせず序盤から好ペースで周回を重ねたのは小暮、そして新王者デュバルのNAKAJIMA RACING勢。小暮は序盤からひとり1分7秒台に入れ、開始30分すぎに自身のタイムを更新。デュバルにも差を付けるタイムをマークした。

 NAKAJIMA RACINGの2台に続く展開となったのは石浦宏明(Team LeMans)。さらにブノワ・トレルイエ、松田次生LAWSON IMPUL勢が続く。開始45分にはトレルイエが1分7秒台に入れ小暮に肉迫するが、その直後に今度は小暮が1分6秒813に入れコースレコードマーク。小暮はさらにタイムを削っていく。

 途中、石浦が2番手にタイムを上げるも、結局終盤ニュータイヤを装着する時間帯となっても小暮の優位は揺るがず。デュバルが続き、ダンパー規制の影響を微塵も感じさせない走りでワン・ツーとなった。3番手には石浦、4番手には終盤タイムアップしたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が入っている。

 なお、このセッションで12番手となった立川祐路(CERUMO/INGING)のマシンには、サイドポンツーンに“100th RACE YUJI TACHIKAWA”の記念のロゴが入れられている。

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