全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第8戦の決勝日フリー走行が行われ、ロイック・デュバル(NAKAJIMA)がトップ、小暮卓史(NAKAJIMA)が続く展開となった。
午前9時45分にスタートしたフォーミュラ・ニッポン第8戦のフリー走行。朝からスポーツランドSUGOは曇り空で、かなり肌寒いコンディションとなった。昨日の予選とは異なり、燃料を積んだ状態でのマシンのセットアップやタイヤとのマッチングに力が注がれることになる。
序盤は石浦宏明(Team LeMans)がまずはトップに浮上。その後アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)、ブノワ・トレルイエ(LAWSON IMPUL)が前へ。開始13分すぎにはポールポジションのロイック・デュバル(NAKAJIMA)がトップに浮上するが、その頃サーキットにはウエットトラック宣言が。コース上の一部に雨が落ちてきたのだ。
しかし、そんな状況下ながらも小暮卓史(NAKAJIMA)がデュバルに次ぐ2番手に浮上。この日もNAKAJIMA RACINGのワンツーが実現。心配された雨もスタンドでファンが傘を差すほどではなく、小康状態のままセッションは進んだ。
結局、このセッションでもNAKAJIMA RACINGの2台が他に対してベストタイム上では優位を保ってセッション終了。トップ2に続く形となったのはブノワ・トレルイエ(LAWSON IMPUL)、ロッテラー、伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)となった。
