全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第6戦オートポリスは決勝日を迎え、朝のフリー走行が行われた。このセッションでトップを奪ったのは、ポールポジションから降格となったアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)。2番手には石浦宏明(Team LeMans)が続いた。
予選日からの快晴もそのままにスタートしたフォーミュラ・ニッポン第6戦オートポリスの決勝日朝のフリー走行。予選3番手の石浦を先頭に、コースオープンとともにほぼ全車がコースインした。
セッションは前半、フルタンクでの連続周回を重ねるマシンやピット作業を行うマシンなど、決勝に向けて走行が重ねられていった。序盤にトップタイムをマークしたのは、“幻のポール”となったロッテラー。石浦宏明(Team LeMans)が続き、松田次生(KONDO RACING)が3番手につけるが、開始5分過ぎにジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(Mobil1 IMPUL)が3番手に浮上している。
中盤までは大きなアクシデントもなくセッションが進んでいたが、開始19分にロイック・デュバル(DOCOMO DANDELION)がコースオフ。バリアにクラッシュし、フロントウイングと左の足回りを壊すこととなった。
これでセッションは赤旗が提示され、再開まで8分を要することに。チェッカー時刻は9時43分に変更となった。その後のセッションでは大きなアクシデントもなくセッションは進行。トップはロッテラーのまま、2番手に石浦、3番手にオリベイラという順位でセッションは終了した。
ポールポジションからスタートする大嶋和也(PETRONAS TOM'S)は12番手。2番グリッドの平手晃平(Mobil1 IMPUL)は11番手で朝の走行を終えている。
