全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第8戦はスポーツランドSUGOで予選が行われ、ロイック・デュバル(NAKAJIMA)がポールポジションを獲得。小暮卓史(NAKAJIMA)が続き、NAKAJIMA RACINGがフロントロウを独占した。
Q1:
午前に続き晴天に恵まれたスポーツランドSUGO。午前中は小暮が他を引き離すタイムをマークしたが、午後は新導入のソフトタイヤを各ドライバーがどう使うかが注目された。
序盤からトップに立ったのはやはり小暮。次いでデュバル、石浦と続く。いったん1回目のアタックを終えた各車は、ピットに戻り残り4分ほどとなったところで再びコースに躍り出た。各車が1周〜2周のアタックを終えたところで、まず1分6秒台に入れてきたのはロイック・デュバル(NAKAJIMA)。次いで小暮、3番手に石浦、塚越広大(HFDP)、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)というトップ5になった。
ノックダウンは平手晃平(ahead IMPUL)、立川祐路(CERUMO/INGING)の2台となっている。
Q2:
10分間のインターバルを置いてスタートした予選Q2。チーム・ルマンの2台、小暮、松田次生(LAWSON IMPUL)がいったんコースインし、すぐにピットに戻っている。
残り5分というところで、各車が一斉にアタックへ。小暮とデュバルが激しくアタックの応酬をみせた結果、小暮が1分6秒332というタイムをマークしトップへ! このタイムは1991年のグループCカー、ジャガーXJR14によって記録されたSUGOのレコードを更新する記録的なものとなった。
小暮、デュバルに続いたのは塚越広大(HFDP)。ノックアウトゾーンには8番手ブノワ・トレルイエ(LAWSON IMPUL)と同タイムだった大嶋和也(PETRONAS TOM'S)、国本京佑(Team LeMans)、リチャード・ライアン(DOCOMO DANDELION)となった。
Q3:
ポールポジションを決める予選Q3。ノックアウトゾーンだった大嶋もコースインし、9台がQ3に出走した。残り5分あたりから一斉にアタック開始。チェッカー提示とほぼ同時にデュバルが1分6秒540というタイムをマークし、小暮の1分6秒635を凌駕。ポールポジション獲得を果たすこととなった。
またもNAKAJIMA RACINGがフロントロウを独占し、3番手には塚越。4番手に石浦、5番手に松田という結果となった。
