F3の世界一決定戦「第56回マカオグランプリ」の決勝が22日、マカオ市街地のギア・サーキットで行われ、エドワルド・モルタラ(シグネチャ)が優勝した。チームメイトのジャン-カール・ベルネイ(シグネチャ)が2位に入り、シグネチャ勢が1-2フィニッシュを達成。サム・バード(ART)が3位に入った。

 注目の決勝は、スタートで3番グリッドのモルタラがフロントロウ2台をかわしてトップを奪うが、後方でカーリンのダニエル・リチャルドがクラッシュして後続のマシンとともにコースを塞いでしまったため、レースは一時中断となる。すると再スタートで今度はベルネイがリスボアでモルタラをパスしてトップに浮上、レースはシグネチャの2台がリードすることとなった。

 先行する上位2台は後続をなおも引き離し、2台によるトップ争いは終盤まで一進一退の攻防が繰り広げられることに。そして11周目、モルタラがホームストレートでベルネイのテールを捕まえ12周目のリスボアで鮮やかにオーバーテイク! ついにトップに立ったモルタラは、その後も粘るベルネイを最後まで抑え続けトップチェッカーを受けた。3位は、12周目に4番手マーカス・エリクソン(トムス)を交わしたバードが、最終ラップで3番手走行中だったバルテッリ・ボッタスのホイールトラブルにも助けられ表彰台最後の椅子を手にした。

 日本勢では8番手スタートの井口卓人(トムス)が6位でフィニッシュ。国本雄資(ナウ・モータースポーツ)が9位、嵯峨宏紀(ル・ボーセ・モータースポーツ)は14位。ケイ・コッツォリーノ(戸田レーシング)とアレキサンドレ・インペラトーリ(KCMG by コレス&ハインツ・ユニオン)はリタイアに終わった。

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