FIA-F4 第2大会(富士スピードウェイ)レビュー
篠原拓朗が決勝レース2で次を期待させる4位入賞

■大会概要
開催地:静岡県・富士スピードウェイ(一周:4.563km)
開催日:2015年5月2日(土)~3日(日)

■大会結果
・19号車:篠原 拓朗
5月2日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第3戦予選:7番グリッド
5月2日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第4戦予選:6番グリッド
5月2日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第3戦決勝(規定周回数:15周、最大30分間):リタイア
5月3日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第4戦決勝(規定周回数:15周、最大30分間):4位
・63号車:ニコラス・コスタ
5月2日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第3戦予選:19番グリッド
5月2日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第4戦予選:24番グリッド
5月2日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第3戦決勝(規定周回数:15周、最大30分間):12位
5月3日(天気:晴れ/路面:ドライ) 第4戦決勝(規定周回数:15周、最大30分間):14位

■大会レビュー
 2015シーズンのFIA-F4 開幕大会は5月2~3日、静岡県の富士スピードウェイで38台の参加により実施され、VSR ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ・フォーミュラ・ジュニア・チーム(VSR Lamborghini Squadra Corse Formula Junior Team)は、’14シーズンのスーパーFJ のもてぎと東北の両シリーズで王者に輝いた篠原拓朗(しのはら たくろう/20歳)と、’12シーズンのフォーミュラ・アバルトでヨーロッパとイタリアの両シリーズで王者に輝いたニコラス・コスタ(Nicolas Costa/23歳・ブラジル)を起用する2台体制で挑みました。

 19号車の篠原は2日(土)午前に実施された予選で、ベストタイムに基づき第3戦決勝レースの7番グリッド、セカンドベストタイムに基づき第4戦決勝レースの6番グリッドを獲得しました。迎えた2日(土)の第3戦決勝レース、スタートとその後の競り合いで8番手へ順位を落としました。さらに、3周目のヘアピンでは前方車両への追い抜きを図るも、コースオフして27番手まで順位を落としました。
 後方から徐々に順位を挽回しつつある篠原でしたが、8周目のダンロップ・コーナーで後続車両に突っ込まれて車両に酷いダメージを負い、戦闘継続は不可能と判断して無念のリタイアを決断しました。
 3日(日)の第4戦決勝レース、メカニックによる懸命の修復作業を終えた車両に乗り込んだ篠原は、6番グリッドからレースに臨みました。まずまずのスタートで第1コーナーへ進入し、4、5番手を争いつつ迎えたコース半ばの100Rコーナー、軽いコースアウトを喫したうえに続くヘアピンで前方車両がスピンしてコース上に停車していた影響を受け、6番手で1周目を終えました。それでも4周目には第1コーナー進入で先行車両を抜き5番手へ浮上、9周目にはやはり第1コーナーで先行車両を抜き4番手に浮上。表彰台獲得には至りませんでしたが、次の大会につながる4位入賞を飾りました。

 63号車のコスタは2日(土)午前に実施された予選で、ベストタイムがランオフエリアを走行した結果に記録されたと大会審査委員会に判断されてベストタイムとセカンドベストタイムが抹消され、第3戦決勝は19番グリッド、第4戦は24番グリッドの獲得に留まりました。迎えた2日(土)の第3戦決勝レース、コスタは積極果敢な走りで周回ごとに順位を上げたものの13位でチェッカードフラッグ。上位のライバルにペナルティが科された結果、最終結果は12位となりました。3日(日)の第4戦決勝レース、コスタはスタートで大きく出遅れ、一時は31番手まで後退する場面もありましたが、最終的には14位まで大きく挽回してチェッカードフラッグを受けました。
 なお、FIA-F4 第3大会は8月8日(土)~9日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催されます。

■コメント
・19号車:篠原 拓朗
「予選ではライバルのスリップストリームをうまく利用しながら、タイミングを合わせてアタックすればさらに上のグリッドが狙えたはずでした。タイヤのクールダウンを挟まないでアタックし続けたのも失敗でした。前方に大きな集団が見えていたので、それに追いついてスリップストリームを最大限に利用しようとしたのですが、位置取りが悪くうまく行きませんでした」
「第3戦の決勝レースは気持ちが入り過ぎて、コーナーへオーバースピートで突っ込んでスピンしました。気持ちを切り替えて後方から追い上げを図りましたが、コーナリングの最中に後ろから突っ込まれました。なんとか走れる状態でしたが、クルマの挙動がおかしくレースはできないと判断してリタイアを決めました」
「第4戦の決勝レースは1周目に前のクルマを内側から抜こうと試み、無理かもしれないと感じて引いたときの走行ラインが最悪でした。タイヤカスが散らばっている場所でグリップせず、そのままコースを外れてしまいました。幸いクラッシュもスピンもしませんでしたが6番手へ後退しました。レース前半のペースは良く、最終コーナーの立ち上がりも自信があって、スリップストリームを使い第1コーナーで2台を抜きました。ただ、レース後半は前輪のグリップを失って表彰台には届きませんでした。でも、週末のピークを最後に持って来られましたし、次の大会では必ず自分が目指している場所に立ちたいと思います」

・63号車:ニコラス・コスタ
「今回はフラストレーションが溜まる週末でした。練習走行でいろいろと試したのですが、納得いくセットアップが出ないまでした。予選日前夜にチームがマシンを徹底的にチェックしたところ、ある部品が機能していないことが判明し、夜遅くまで修理してくれました。そのおかげで予選ではまずまずのタイムを出せたのですが、結果的に走路外走行のペナルティでベストタイムもセカンドベストタイムも抹消されて下位に沈みました。こんな後方グリッドからスタートするのは人生で初めてでした」
「第3戦も第4戦も決勝レースでは自分のベストを尽くし、何台も何台も追い抜きました。でも、後方グリッドからのスタートでは勝利に届きません。特に第4戦ではクラッチがうまくつながらず、スタートでさらに後方に取り残されてしまい大変でした。それでも随所で自分のパフォーマンスは発揮できたと思います。1か月以上滞在した日本を離れてブラジルへ戻りリフレッシュして、次のレースからは本来の実力を発揮できるように準備を整えるつもりです」

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