全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第4戦富士は決勝日を迎え、朝のフリー走行が行われた。このセッションでトップタイムとなったのは平手晃平(ahead IMPUL)。2番手は松田次生(LAWSON IMPUL)となった。
曇天の朝となったフォーミュラ・ニッポン第4戦富士の決勝日。9時20分からスタートした朝のフリー走行では、コースオープンとともに全車がピットレーンに並び、決勝に向けてセッティングを煮詰めるべく、コースインした。
なお、今回の第4戦富士から、決勝日の朝のフリー走行で2回だけオーバーテイクシステムの“試し打ち”をすることが可能になっており、各ドライバーともロールバーのランプが2つだけ点いた状態でコースイン。何人かのドライバーがオーバーテイクランプを光らせ、それを前提としたセッティングに取り組んでいる。
また、前戦もてぎから、フリー走行時にその前のラウンドで使用したタイヤを使うことが可能となっている。このタイヤにはサイドウォール部分に白のマーキングがされており、これが目印となる。このセッションでも、何人かのドライバーが白線入りのタイヤを使用していた。
序盤から好調なのは、平手、松田のインパル勢。3番手には小暮卓史(NAKAJIMA)が続く。その後も上位2台のトップタイム自体は変わらずセッションが進んだが、終盤に大嶋和也(PETRONAS TOM'S)が3番手に浮上。4番手に小暮、5番手にロッテラーが続くこととなった。
ポールポジションのロイック・デュバル(NAKAJIMA)は6番手、フロントロウの石浦宏明(Team LeMans)は8番手だった。
