全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦富士は17日、朝の公式予選が行われ、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)、アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)のふたりがまったくの同タイムをたたき出す白熱の予選となったが、先にタイムを出したオリベイラがポールポジションを獲得することとなった。

Q1:
 金曜から好天に恵まれている富士スピードウェイで、8時10分からスタートした全日本選手権フォーミュラ・ニッポン第3戦の公式予選。変則的な朝からの予選ということで、路面コンディション等注目されるところとなった。

 まずはコースオープンとともに各車が一度アタック。前日のフリー走行2回でニュータイヤを使用せず、マシンのフィーリング確認に努めていた石浦宏明(KYGNUS SUNOCO)がまずは1分25秒882でタイミングモニターのトップに。次いで山本尚貴(TEAM無限)、大嶋和也(Team LeMans)、前日トップタイムの平手晃平(TEAM IMPUL)と続いた。

 各車一度ピットに戻り、残り7分というところで一斉にコースへ。各車2回目のアタックを敢行した結果、オリベイラがQ1のベストをマーク。次いでロッテラー、平手晃平(TEAM IMPUL)、中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)というトップ4に。一貴はこれが初のQ1突破となった。

 Q1ノックアウトはアレキサンドレ・インペラトーリ(SGC by KCMG)、アンドレア・カルダレッリ(KONDO RACING)、小林崇志(HP REAL RACING)、嵯峨宏紀(Le Beausset)という4台。ルーキーでQ1を突破したのは中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、国本雄資(Projectμ/cerumo-INGING)のみと、ルーキー勢には厳しいQ1となった。

Q2:
 次いで行われたQ2。相変わらず晴天は続き、少しずつ気温が上昇する中でのアタックとなった。ここでトップに立ったのは、Q1に続いてまたもオリベイラ。次いで平手が続き好調TEAM IMPULがワン・ツー。3番手には塚越広大(DOCOMO DANDELION)が続くこととなった。

 ノックアウトとなったのは、小暮卓史(NAKAJIMA RACING)、伊沢拓也(DOCOMO DANDELION)、国本、中嶋大祐という4台。前日から思うようにタイムが出ないNAKAJIMA RACINGはQ2で2台ともにノックアウトを喫してしまう波乱の展開となった。

Q3:
 いよいよポールポジションが決するQ3。開始1分少々から各車が続々とコースイン。各車アタックを繰り広げていくが、まずは1分25秒263でオリベイラがトップタイムをたたき出す。しかし、ロッテラーが1分25秒263でオリベイラとまったくの同タイムをマーク! 規定により先にタイムを出した方が上位グリッドになるため、これでポールポジションはオリベイラの手に。フロントロウ2番手にロッテラーとなった。

 3番手には、これまでの予選の不調が嘘のように一貴が食い込むことに。4番手は平手と、PETRONAS TOM'SとTEAM IMPULがトップ4を分け合う結果となった。2列目の一貴と平手はかつてユーロF3、GP2でもしのぎを削った間柄だけに、この争いも注目だ。

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