全日本選手権フォーミュラ・ニッポンを運営する日本レースプロモーション(JRP)は、9月27日に決勝日を迎える第8戦SUGOで、ソフトスペックのタイヤ導入とダンパーの規制を実施すると発表した。

 ブリヂストンのワンメイクタイヤが採用されているフォーミュラ・ニッポンだが、今季は開幕から第7戦オートポリスまでスタンダード仕様のタイヤが使用されてきた。しかし、最終戦では路面温度が低くなる可能性があるため、柔らかめのコンパウンドを使用したソフトタイヤの投入が適切であると判断したという。

 また、今季これまでパドック内で話題となっていたダンパーに関して、最終戦では仕様に関して規制が実施されることとなった。これまで、シーズン中にNAKAJIMA RACINGが持ち込んだダンパーを筆頭にピッチングを制御する機構が流行。NAKAJIMA RACINGの強さの一因ともなっていた。このため他陣営も追随し、一部には「規定違反ではないか?」という論争を起こすダンパーも出現していたという(詳しくは週刊オートスポーツNo.1220参照)。

 これに対してJRPでは、「FNは参戦コスト高騰を防ぐため、ワンメイクシャシーでのレース形式を採用していますが、チームエンジニア、メカニックの技術競争の場を限定して確保するために、これまでダンパーの仕様に関する規制は行っていませんでした。しかしながら、2009年シーズンにおいて複数の新しい仕様のダンパーが実戦投入されました。JRPは過当な開発競争に発展すること防ぐため(プレスリリースより抜粋)」ダンパーの仕様の規制を実施。ソフトタイヤの導入と合わせて、最終戦での足回りは各陣営まっさらの状態で戦うことになる。

 2010年は、今回のSUGOで採用されるダンパー規制をもとに、車両運用要項を検討していくとしている。このフォーミュラ・ニッポンダンパー問題については、9月17日(木)発売の週刊オートスポーツNo.1222で詳しく掲載する予定だ。

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