AUTOBACS SUPER GT Round 6
43RD INTERNATIONAL SUZUKA 1000KM

100kgのウエイトハンディに苦しみながらも確実にポイントゲット!!

#11 GAINER DIXCEL SLS
Katsuyuki HIRANAKA / Bjorn WIRDHEIM

予選:18位 決勝:10位
入場者数/予選日:25,000人・決勝日:36,000人

8月30日(土曜日)
公式練習 9:40~11:30 晴/ドライ/気温:26度/路面温度:30度
ノックアウト予選 1回目 14:00~14:15 晴/ドライ/気温:30度/路面温度:40度
ノックアウト予選 2回目 14:40~14:52 晴/ドライ/気温:28度/路面温度:35度

 SUPER-GT最長の1000kmで行われる後半1戦目の鈴鹿。そしてハンディウエイトも今シーズン最重量となる100kgを積んでの戦いとなる11号車。夏休み最後の週末に、沢山のお客様が訪れていた。走り出しは平中克幸から。マシンバランスは悪くはないが、かなりのアンダーステアのようだ。リアの足回りを調整して再びコースへ。セットを変えるが思うようにアンダーステアは消えてくれない。やはり100kgのウエイトはかなり厳しいようだ。

 その後、ビヨンビルドハイムと交代するが、コメントは平中と変わらず。結局このセッションは13番手で終了した。

 例年の灼熱とは違い若干低めの気温と路面温度での予選が始まった。タイヤ温存を考えて、1発のタイム計測でQ1突破を狙い、開始から4分後にピットを離れていく。Q1を担当するのは平中。計測1周目に2分1秒486で暫定10番手。後1周の計測でタイムを出そうとしているところに、№2MP4-12CがS字でスピンしコースアウト。これにより赤旗が提示される。仕切り直しで残り7分間で予選が再開。しかし100kgのウエイトは容赦なくタイヤを痛めつけ、思ったようにタイムを上げることが出来ず、18番手で予選は終了した。

平中克幸ドライバーコメント
厳しい予選になってしまいましたが、決勝レースは1000kmと距離は長いので、いつも通りしっかりと作戦を練って淡々とレースをすれば最終的に表彰台もしくはポイント獲得も出来ると思うので、そのへんはしっかりといつも通りに頑張りたいと思います。

Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
もちろんQ2に残るつもりだった。しかし100kgのウエイトハンディは思った以上に重く、Q1のKATSUもパーフェクトな予選をしたがこの結果だった。
1000kmとレースは長いし、セーフィティーカーが入ったりと何が起こるか分からない。
18番手からのスタートだけど、最後にはポディウムもしくは6番手以内に入れるように明日は頑張るよ。

8月31日(日曜日)
フリー走行 8:30~9:00 曇/ドライ/気温:24度/路面温度:27度
決勝 12:15~ 晴/ドライ/気温:27度/路面温度:31度

 昨日のQ1とは打って変わって、気温も例年の開催時期と10日ほどずれているためか、真夏の1000kmというよりも、秋の気配を感じる中で、朝のフリー走行は始まった。走り出しは平中から。今回はピット作業中にドライバー交代4回が義務づけされている。ドライバー交代も確実に行わなければならない。やはりハンディウエイトの為に、アンダーステアが残り、タイヤにも思った以上に負担がある。

 約半分の時間で平中からビヨンに変わる。決勝ラップは1分5秒~6秒での走行になりそうな気配。結局このセッションは17番手で走行を終えた。

 スタートを担当するのはビヨン。警察車両の先導でまずパレードランが行われ、そこからフォーメーションラップがスタート。1周目ですでに2台をパスし、2周目には№21AUDIもパスしてきたビヨン。さい先良くスタートしたように感じられた。

 そこから前を走る№22SLSとの差を縮められず、後方から№30GT-Rも迫り接触される。予定よりも若干早くなったが、16周目に平中と代わり全ての作業をそつなくこなし、コースへ送り出す。変わってすぐは1分4秒台のペースで周回を重ねるが、100kgのウエイトはどんどんとタイヤを痛めつけていく。

 40周目にドライバー交代なしで給油とタイヤ交換だけして、再び平中がコースへ。あまりハイペースで周回することが出来ず、ストレスの掛かる走行が続く。65周目にドライバー交代を含めたルーティーンのピット作業を行い、ビヨンが2回目の走行を開始。路面もコースを外れると、かなりのタイヤカスがタイヤに付着する。

 タイヤを温存しながらの走行になるので、ペースもなかなか上げることが出来ない。しかし周りの車とのラップ差はほとんどなく、淡々と周回を重ねていく。99周目に再び平中と交代しポイント圏内を狙う。100周を過ぎた時点で13番手を走行。徐々に気温が下がり始めるが、100kgのウエイトはやはり厳しく、ペースを上げる事が出来ない。

 最後のピットの時点では10番手でビヨンと交代するが、最後までタイヤを保たすためには前車をパスするほどにペースを上げられず、12番手を淡々と走行するビヨン。しかし、前車の№88ランボルギーニが500クラスと接触し後退、トップ争いをしていた№55CR-Zがマシントラブルで戦線離脱していくと、10番手に浮上。最大のライバルの№4BMWはこの時4番手を走行していたが、GAINERのもう一台のSLS山内が残り20周で40秒ほどあった差をひっくり返し151周目のスプーンカーブでパス。ビヨンも10番手を盤石にするために残り周回を考えペースを上げていく。

 ここに来てやっとベストラップを更新。158周を周回しチャンピオン争いする上で貴重な2ポイントを獲得した。

平中克幸ドライバーコメント
内容的にかなり厳しいレースになりました。着実にしっかりとミス無くレースを運んだ結果、貴重なポイントを獲得することが出来たので、苦しいながらも良かったと思っています。4号車に対しても最小限のポイント差で終えることが出来ましたし、次のレースに向けてしっかりとダンロップタイヤさん、チームとしっかりと話し合って、次のレースではポイントリーダーになれるようなレースにしたいと思います。

Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
今日のレースは熱いコンディションの為に、タイヤに厳しくミニマムの周回での交代を余儀なくされました。タイヤをセーブしながらの走行だったので、ポジションをキープするのがやっとでした。ラスト10周で2ポイント獲得のチャンスが巡ってきて、しっかりと走りきしました。ポイントリーダーの4号車とは2ポイント差で抑えることが出来、次戦のタイではポイントリーダーになり、もてぎではチャンピオンを獲得します。

田中哲也監督コメント
予選は決勝に向けてタイヤをセーブしていたので、ウエイトを考えたら仕方がなかったですね。決勝は少し期待外れの結果になってしまいました。ポイント0というのは免れましたが、今回大きなポイントのあるレースで、テストも重ねタイヤも含めてもう少ししっかりしたレースがしたかったですが、たまたま10号車が4号車の前に行ってくれたので、10号車は良く頑張ってくれました。10号車があれだけ走れたので、11号車は荷重に対しての問題がありますので、その辺りが続いているので、その問題を解決していかなければ
いけないですね。次戦のタイも含めて、どういった展開になるかわからないですが、4号車はもちろんですが、7号車も上がって来ているので、そこでどう堪えるかチーム一丸となって頑張らないといけないと思います。

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