4年連続表彰台獲得!!

#11 GAINER DIXCEL SLS
Katsuyuki HIRANAKA / Bjorn WIRDHEIM

予選:6位 決勝:3位
入場者数 予選日:9000人・決勝日18000人

4月5日(土曜日)
公式練習 9:00~10:50 曇/ドライ/気温6度/路面温度:13度
ノックアウト予選 1回目 14:00~14:15 曇/ドライ/気温:10度/路面温度:24度
ノックアウト予選 2回目 14:40~14:52 曇/ドライ/気温:9度/路面温度:17度

 今年はGT500クラスが新しいレギュレーションになり、マシンがドイツDTMレースと統一規格になる。GT300クラスも海外メーカーの支援を受けたワークス体制のチームが現れるなど、昨年以上に厳しい予選、レース展開が予想された。

 GAINERは久しぶりに2年連続同一車両での参戦となり、ドライバーは、11号車に平中克幸、BjornWIRDHEIM組を継続。10号車にはF3でチャンピオンも獲得したことのある若手実力派山内英輝を加え、植田正幸との新コンビで表彰台を狙う。監督には昨年10号車をドライブし、長年GAINERのドライバーとして在籍した田中哲也が就任し、2台体制で悲願のチャンピオン獲得に向けてスタートした。

 花冷えのする岡山国際サーキットでSUPER-GTは開幕した。朝から雲が多く、雨の予報もあったために、ほとんどのマシンが積極的に周回を重ねていた。

 11号車は平中克幸がセットアップを担当。しかし、路面状況がなかなか好転せず、ほぼ同時に10号車山内も同じコメントを発する。ラインを外した車両が前にいると、埃がかなり舞い上がり前も見えなくなるほどだと。アンダーステアが非常に強く、車高等調整しながらセットを進めていく。

 開始後50分が経過した辺りで、ビヨンビルドハイムと交代。やはり2コーナーでの
アンダーステアが消えていないようで、何度かピットに入りセット変更を行い、公
式練習は終了した。

 ノックアウト予選はQ1がビヨン、Q2は平中が担当する。天気予報では雨予報だったが、空一面に雲が広がっているものの、Q1中には雨が落ちてくることはなさそう。オンタイムで開始され、ビヨンがコースインしていく。

 周回を重ねる毎にタイムアップし、計測5周目に1分27秒702のタイムで暫定5番手。Q1は突破できると判断しアタックをやめてピットへ。15番手までがコースレコードを塗り替える速さで、11号車は10番手でQ2に駒を進めた。500クラスのQ1が終わり、今年最初のQ2が始まる。

 12分間にどれだけクリアラップを取って、タイムを伸ばせるか?! コースオープンと共にピットを離れていく。徐々にタイムアップし、ビヨンと同じく5周目に1分27秒450のタイムで暫定5番手。これ以上はタイムアップしないと判断しアタック終了。最後に0号車(CR-Z)がタイムアップし。明日は6番手のポジションからスタートすることとなった。

平中克幸ドライバーコメント
結果が6番手だったことは、僕たちにとって今出来る最善の結果だったと思っています。去年に比べて他が速くなってるってこともありますし、去年は雨の予選で3番手という結果でしたが、今年はドライで6番手って事で、納得できる予選ではありませんでしたが、決勝は気持ちを切り替えて後ろから追い上げて、3年連続の開幕戦優勝を目指して頑張りたいと思っています。

Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
今日は雨が降ると思っていましたが、お日様もでて良いコンディションでした。
公式予選ではバランスが余り良くありませんでしたが、自分の予選では何とか現状での良いパフォーマンスが出来たと思います。Q2担当の克も良いタイムを出してくれ、明日は6位のポジションからスタートできます。決勝でのレースパフォーマンスは良いので、優勝できると思っています。

4月6日(日曜日)
フリー走行 9:00~9:30 雨・曇/ウエット/気温6度/路面温度:8度
決勝 14:00~14:15 曇・雨・晴/ドライ・ウエット・ドライ 気温:9度/路面温度:20度

 シーズン最初の決勝日は雨からのスタート。走行開始直前からポツポツと降り始めていたが、ドライタイヤでビヨンから走行スタート。しかし、あっという間に路面は完全なウエット状態。すぐにピットへ戻りウエットタイヤへと履き替える。約15分経過した後、平中とバトンタッチ。そのままウェットタイヤでコースインするが、すでに雨が止み路面もハーフウエット状態だと確認すると、1周計測でピットへ。ドライタイヤと交換し再びコースへ。

 路面状況により、最終のセット確認は出来なかったが、昨年よりも少し濡れた路面でのスリックタイヤでの走行は、かなりタイヤパフォーマンスが向上し、微妙な路面でも力を発揮してくれそうだ。

 決勝はオンタイムの14時にウォームアップランが開始された。今年からGT500クラスのブレーキがカーボンブレーキに変更されたため、ウォームアップランが1周追加され、1周のフォーメーションラップ(合計2周)でスタートする形が取られた。しかし今回は隊列が整えられず、プラス1周のフォーメーションラップが追加され、レース周回数が81周(GT500)に、減算された。

 スタートは混乱もなく2コーナーで1つ順位を上げていたビヨン。1周目のコントロールタワーを通過した時点で4番手までポジションを上げていた。2周目には55号車(CR-Z)をかわし3番手に浮上。その後前を行く31号車(Prius)を徐々に追い詰め、19周目頃から急にアラレのような、雹のようなものが降り始め、一気に路面を滑りやすく変えてしまう。しかしビヨンはそんな状況をもろともせず、裏ストレートエンドで31号車を、ダブルヘアピン1つめで4号車(BMW)のインをついて2つめで完全にしとめ、トップに浮上する。

 その後は後方から攻められる場面もあったが、抜かれることなく周回を重ね、ドライバー交代が迫る34周目の最終コーナーでタイヤの違和感を訴える。違和感を訴えた直後の1コーナーで左前輪にパンクを起こしタイヤがバースト。スロー走行のロスを強いられながらも、ピットまでなんとかたどり着き平中とドライバー交代し、タイヤ交換を行いコースへ。幸いにしてバーストしたことによる、タイヤハウスの破損もなく確認のために5秒ほど普段のピット作業よりかかった程度で送り出すことが出来た。

 その後、4号車、7号車がルーティーンのピット作業を行った時点での差は約20秒。平中も3位のポジションをキープ。追い上げを開始するが、バックマーカーに行く手を遮られ、なかなかペースを上げられない。なんとか差を縮めようとするも今年のBMWは格段に速く、20秒の差を埋められないまま、76周目に3位でチェッカーを受けた。

 3年連続開幕戦優勝は出来なかったが、4年連続表彰台に上がることが出来た。

平中克幸ドライバーコメント
優勝を狙っていましたし、途中のビヨンのスティントまではそのシナリオ通り上手くいっていました。レース中盤に雨が降ってきたときもビヨンの凄い走りでトップに立ってくれましたからね。このままいけるだろうと思っていましたが、タイヤのバーストがあって3位になってしまいました。
ただタイヤのバーストとかがあっても、3位表彰台に上がれたことは不幸中の幸いでした。今後のシーズン考えればポイントは落とせないので、最善は尽くせたと思います。
正直バーストが無くても、今シーズンのBMWは別格に速いので、優勝は厳しかったかもしれませんね。
そのことは今後ダンロップタイヤさん含め、みんなで話し合って負けないようにしっかりとしていかないと駄目なのかなと思います。

Bjorn WIRDHEIMドライバーコメント
今日の僕の決勝スティントでは良いパフォーマンスが出来たと思います。ただ、なにかをピックアップしてタイヤがスローパンクチャーしてしまいました。本当にアンラッキーでした。マシンは凄く良い状態で、タイヤも本当に良かった。6番手からのスタートで、非常に難しいコンディションでもトップに立つことが出来ました。スローパンクチャーしても3位に慣れたことは本当に良かった。
富士では優勝狙ってまた来ます。

田中哲也監督コメント
タイヤのトラブルがあるまでは結構順調にいってたのですが、結果からいうとトラブルがあっても3位表彰台に上がれたことは良かったと思います。ただ、トップ2台のBMWの戦いを見ていると、正直トラブルが無くても勝てたかどうかは微妙なほど、2台は速すぎましたね。
BMWはタイヤ交換を片側2輪だけで行っていて、ラップタイムが落ちることなく周回していましたから、かなりのマージンを持って勝ったということになりますから、今回はかなり厳しかったかと思います。ビヨンも雨が降ってきた難しい状況でもいい走りをしてくれましたから、そのあたりは良かったと思います。

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