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スーパーGTニュース

投稿日: 2015.04.25 00:00
更新日: 2018.02.17 07:37

GAINER TANAX GT-R、GT開幕戦はPP獲得も決勝7位


GAINER TEAM RELEASE

2015 AUTOBACS SUPER GT Round1
OKAYAMA GT 300km RACE
2015.4.4sat-5sun
OKAYAMA INTERNATIONAL CIRCUIT

ポールポジション獲得!難しいコンディションに合わせきれず7位フィニッシュ

#10 GAINER TANAX GT-R
Andre COUTO/Katsumasa CHIYO

予選:1位 決勝:7位
入場者数/予選日:9300人・決勝日:17000人

4月4日(土曜日)
公式練習 9:00~10:35 曇/ドライ/気温15度/路面温度:18度
ノックアウト予選 1回目 14:50~15:05 曇/ドライ/気温:23度/路面温度:28度
ノックアウト予選 2回目 15:35~15:47 曇/ドライ/気温:23度/路面温度:28度

 今年も岡山国際サーキットにおいて、2015 AUTOBACS SUPER GT第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』が開幕した。
 今シーズンのGT300クラスはマザーシャーシなど参戦車種の多様化、エントリー台数の増加により昨年以上に激しい戦いが繰り広げられることが予想された。
 そして今年の10号車もマシンをNISSAN GT-R NISMO GT3にスイッチ。ドライバーラインナップも全て一新。Aドライバーに500経験も豊富なAndre Couto、Bドライバーにはニスモアスリートドライバーで、今年バサースト12時間で優勝したGT-R使いの千代勝正を起用し、11号車と共にチャンピオン争いの出来る体制で臨む。

 昨夜の雨は止んではいるものの、路面は完全なウエット路面。ウエットタイヤを装着し千代がコースへ。徐々に乾いていく路面状況を確認しピットへ。タイヤに負担が掛かるため、少しウエイティングをしてCoutoがドライタイヤでコースへ。セットの確認をして、その後 再び千代と交代しこのセッションは終了した。
 その後、今までは日曜日朝のフリー走行後に行われていたサーキットサファリが土曜日の練習走行後に行われることになり、予選までの最終確認をこの時に終えた。

 午後の予選は完全なドライ路面。気温もぐんぐん上がり、5月上旬頃の気候に。Q1を担当するのはCouto。開始後3分が経過してからコースへ。5周計測中4周目に、トラフィックに捕まりながらも3番手の01’27.129のタイムでQ2進出を果たした。

 500クラスの予選を挟み、今年最初のグリッドを決めるQ2がオンタイムで開始された。担当するのは千代。開始時間から少し遅らせてコースへ。計測3周目に、その時点のトップだった11号車平中の01’26.828のコースレコードタイムを更新する、01’26.532のタイムでトップへ。
 残り時間もまだ3分ほどあったが、そこからタイムを更新するマシンはなく、ポールポジションが確定し、GAINERの2台がフロントローを独占するさい先の良いスタートになった。

Andre Coutoドライバーコメント
今日はポールが獲れて本当に良かった。GAINERで1-2は凄いことだよ。GT-Rで初めての予選でしたが、GAINERのGT-Rは素晴らしかった。しかし明日の決勝があるので、まだ仕事は半分残っている。明日の天気は雨なのかどうなのかわからないけど、レインでもドライでも難しいコンディションは誰しも同じ状況なので、トラブルなしで良いレースをして良いポジションでチェッカーを受けてポイントを沢山獲得したいよ。ベストを尽くすだけだよ。

千代 勝正ドライバーコメント
2015年初めてGAINERとの仕事で、ポールポジションを取ることが出来て、オーナー、Teamスタッフ、DUNLOPさん、関わった全ての方の努力のおかげだと思うので、本当に感謝しています。オフシーズンのテストから車の速さだったり、運転のしやすさだったり、タイヤのパフォーマンスだったりが非常に良く感じていました。Q1でCouto選手が良いタイムを出してくれたことで、良いフィーリングだったことを伝えてくれていたので、Q2は自信をもって自分のベストに近い走りが出来て、その結果ポールが獲れて凄くうれしいし、また11号車のSLSが2番手でTeamが1-2て事で、本当にシーズン最高のスタートが切れました。明日の決勝が残っているので、仕事はここで半分だと思うので、明日も良い結果が出るように、頑張りたいと思います。