画面の前にいながらにして、世界各地をその場にいるかのように見回すことができるGoogleストリートビュー。そのストリートビューに、富士スピードウェイのコース全体が公開され、いつでもどこでも富士のレイアウトを楽しむことができるようになった。
富士スピードウェイは、昨年の11月からピットレーンやパドックエリア、場内道路などがストリートビュー上で公開していたものの、レーシングコース自体は見ることができなかった。今回コースが公開されたことで、富士スピードウェイのほぼ全域がストリートビューで確認できるようになった。
今回公開されたストリートビューに使われている素材は、11年5月のスーパーGT第2戦と、同年11月のスーパーGT第6戦で撮影されたもの。ホームストレート上ではスーパーGTのマシンがスターティンググリッドについており、マシンの周りのドライバーやメカニック、レースクイーンも確認できる。ドライバーがカメラに向かってポーズをとる姿や、車に乗り込もうとしている姿、マシンの脇で談笑する姿なども写っており、まるでスタート前のグリッドを歩いているかのような気分が味わえる。
もちろん、ホームストレートだけでなくコース全体が公開されているので、気になるコーナーからの眺めを見に行くこともできる。開催が間近に迫ったJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPを前に、富士のコースを“散歩”してみるのもいいかもしれない。
ちなみに、富士スピードウェイだけでなく、鈴鹿などストリートビューに対応しているサーキットは他にもある。以前の記事で紹介しているので、気になる方はこちらもチェックしてみよう。