GAZOO Racingは9日、2015年のGAZOO Racing 86/BRZ Raceに向けて、参加者の夢を応援し、魅力を向上させるための新たな施策を実施すると発表した。

 2013年に、トヨタ86レーシング、スバルBRZ RAレーシングという2車種を使ったワンメイクレースとしてスタートしたGAZOO Racing 86/BRZ Raceは、毎戦多くのエントラントを集めるとともにプロドライバーとアマチュアが混走、またタイヤメーカー同士の争いが展開されるなど、魅力的なシリーズとして発展してきた。

 3年目のシーズンとなる今季は、新たにアマチュアが対象の『クラブマンシリーズ』とプロが対象の『プロフェッショナルシリーズ』というふたつのシリーズに分け、より魅力を向上させるために構成を変更することが明らかにされているが、さらなる魅力向上のためのアイデアが発表された。

 まずクラブマンシリーズでは、モータースポーツに対する夢や、憧れの実現に挑戦するクルマ好きを応援する『GAZOO Racingチャレンジプログラム』を実施する。これは6月7日に開催される第3戦の終了時点でのシリーズポイントランキング最上位のドライバーを対象に、スーパー耐久参戦への機会が得られるというものだ。

 参戦のためには、第1戦もてぎ、第2戦岡山、第3戦富士と参加し、まずはポイント最上位を勝ちとらなければならない。そうしてチャンスを得たら、舞台はスーパー耐久第3戦富士8時間となる。ちなみにポイント最上位者が辞退した場合は、次点が対象だ。

 チームはGAZOO Racing SPIRITの86で、影山正彦監督の下、井口卓人、蒲生尚弥、松井孝允という強力な3人と組み参戦することができる。なお、レース参加費やS耐レース時の交通費・宿泊費等実費はチームより支給となる。

 また、プロフェッショナルシリーズには、プロが参加するに相応しい賞金額が設定された。1位は各大会で30万円、2位が15万円、3位が10万円となり、シリーズ賞金はチャンピオンが300万円、シリーズ2位が15万円、3位が80万円となっている。クラブマンと比較すると各賞金が3倍ほどになっており、盛り上げに大きく貢献することになりそうだ。

 問い合わせは86/BRZ Raceについてはトヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A.)まで。また、スーパー耐久参戦についてはトムススピリットで受け付けている。詳細はホームページ(http://gazooracing.com/detail/5712597#challenge)まで。

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