スーパーGT第7戦オートポリスは6日、決勝レースが行われ、GT300クラスは8番手スタートのGSR初音ミクBMWが優勝。前戦富士に続いて連勝を飾った。

 朝から天候は不順のまま、曇天で迎えたスーパーGT第7戦オートポリスの決勝レース。午前の予選から、慌ただしく迎えた14時のスタートでは、SUBARU BRZ R&D SPORTとENDLESS TAISAN PORSCHEがピットスタートを選択する中、ポールスタートのS Road NDDP GT-Rを先頭にクリーンなスタートが切られた。

 しかし、1周目から2番手スタートのDIJON Racing IS GT-Rがフタをしてしまう形となり、後方は大混戦。これをいち早くかわしてきた安岡秀徒駆るExe Aston Martinが一気にS Road NDDP GT-Rに迫ると、昨年のオートポリス戦のようにGT-R対アストンマーチンの戦いに。8周目に安岡が佐々木大樹駆るS Roadをかわすと、トップに浮上した。

 思うようにペースが上がらないS Road NDDP GT-Rの後方につけてきたのは、前戦富士のウイナーであるGSR初音ミクBMW。片岡龍也が好走をみせ、得意のピット作業ではS Road NDDP GT-Rの前に出ることに成功。谷口信輝に交代し、首位を狙っていく。

 一方、安岡が38周目までピットストップを引っ張ったExe Aston Martinは、首位を守ったまま加納政樹を送り出す。しかし、谷口は少しずつギャップを縮め、44周目には加納をかわしトップへ浮上。一気に2連勝に向けペースを上げていく。

 終盤、3番手争いも激化。藤井誠暢に交代したHANKOOK PORSCHEが3番手を守っていたが、土屋武士が駆るOKINAWA-IMP SLSがこれをパス。終盤は初音ミク、Exe、そしてOKINAWA SLSという順位に変動していく。

 結局、終盤までリードを広げ続けたGSR初音ミクBMWが逃げ切り第6戦富士に続く2連勝! これでシリーズタイトル争いに割って入ることに。2位は嬉しい今季初表彰台となったExe Aston Martin、3位はOKINAWAとなった。

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