スーパーGTのマレーシア・セパンでのテストが1月19日から行われ、前半のミシュラン/ヨコハマ組、そして後半のブリヂストン組のテストと全日程が終了した。この中には来季のドライバーラインナップを予想させる組み合わせが多数あり、注目のテストとなった。
今回のセパンでのテストは、鈴鹿でテストを行っていたホンダ勢は参加せず、レクサスがサードの39号車、トムスの36号車、ルマンの6号車が参加。また、ニッサン勢はニスモの開発車が1台、KONDO RACINGの24号車が参加した。
この中で、19日からはミシュラン装着車が、20日からはヨコハマ装着車が走行。注目はサード39号車で、ミシュランタイヤを装着、石浦宏明と井口卓人がステアリングを握ることに。また、ニッサン勢ではニスモ230号車がミシュランを装着、ロニー・クインタレッリ、柳田真孝がドライブした。また、KONDOの24号車は安田裕信に加えてレクサス陣営から移籍すると見られるビヨン・ビルドハイムがGT-Rのステアリングを握っている。
ミシュラン装着車は21日にテストを終え、ヨコハマ装着の24号車は24日までテストを実施。そこに23日からはブリヂストン組が合流。トムス/ルマンの2台のSC430をシェアする形で主にトムス車を脇阪寿一、中嶋一貴、アンドレ・ロッテラー、さらに立川祐路も36号車をドライブ。ロッテラーはアウディR18のテストのため最終日は参加せず。一方、6号車ルマンは主に伊藤大輔、大嶋和也のドライブでテストを行った。
ニッサンのブリヂストン装着車は、本山哲/松田次生/ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラという3人がドライブ。中でもデ・オリベイラは昨年までヨコハマ装着の24号車でドライブしていただけに、その動向に注目が集まるところだ。
なお、27日発売の週刊オートスポーツNO.1286ではホンダ鈴鹿テスト、そしてセパンテストの詳報をお届けしているのでぜひご覧頂きたいところだ。
