日産自動車/ニスモは12日、2015年のモータースポーツ活動計画について発表したが、この中でFIA-GT3規定の市販レーシングカー、ニッサンGT-RニスモGT3についてアップデートを行うとともに、車両供給と技術支援を行うと発表した。

 FIA-GT3規定車両として2011年にデビューしたニッサンGT-RニスモGT3は、ヨーロッパのブランパン耐久シリーズやスーパーGT300クラス、スーパー耐久等のレースで活用されてきた車両。GT300やS耐のプライベートチームに供給されるほか、ヨーロッパではパートナーであるJRMから供給、技術支援が行われている。

 2015年仕様のニッサンGT-RニスモGT3は軽量化、前後の重量バランスの見直し、エアロダイナミクスの改善や燃費向上、ブレーキ性能の向上を実施。外観上も大きな変化がみられている。また、この発表の中で、ニッサン/ニスモが支援して参戦する車両とカテゴリーが明らかにされた。

 まずスーパーGT300クラスでは、ニスモからNDDP RACINGとして参戦。昨年に続き長谷見昌弘監督の下、NDDP RACING with B-MAXとして、3号車B-MAX NDDP GT-Rを走らせる。今季は星野一樹に加え、全日本F3で活躍する高星明誠がステップアップし、星野とコンビを組むことになった。タイヤはヨコハマだ。なお、第5戦にはウォルフガング・ライプが第3ドライバーで加わる。

 また、ヨーロッパではGT3カテゴリーの頂点と言えるふたつの耐久に臨むことになる。シリーズのハイライトとしてスパ24時間レースを含むブランパン耐久シリーズでは、アレックス・バンコム/千代勝正/ウォルフガング・ライプの3人が組み、ニッサンGTアカデミー・チームRJNとして参戦。RJNとニスモが組む形で、プロクラスにエントリーする。なお、プロクラスへの参戦は初めてだという。

 さらに、今季もニュルブルクリンク24時間レースに、2台のニッサンGT-RニスモGT3が参戦することになった。チームはブランパン耐久同様ニッサンGTアカデミー・チームRJNだが、こちらは2台体制。1台はバンコム/フロリアン・シュトラウス/ライプ/ヤン・マルデンボロという4名が組み、もう1台はミハエル・クルム/ルーカス・オルドネス/星野一樹/千代勝正という、“日本組”と言える4人が参戦する。

 スーパー耐久でも、KONDO RACINGと日産自動車大学校のコラボチーム『スリーボンド日産自動車大学校GT-R』プロジェクトが参戦。近藤真彦監督の下、藤井誠暢/星野敏/高星明誠というトリオで参戦する。

 ニスモの宮谷正一社長は「ニッサンのパフォーマンスブランドとしてのニスモのクレディビリティを確固たるものにしていくためにも、LMP1だけでなくスーパーGTやGT3、LMP2、LMP3等のカスタマーサポートなど、グローバルなレースシーンでその存在を示して行きたいと思います」と語っている。

 速さと信頼性を向上させているという15年仕様GT-R。ますます激化するGT3レースでどんな存在感をみせてくれるのか。非常に楽しみなところだ。

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