スーパーGT第8戦もてぎは3日、53周の決勝レースが行われ、GT300クラスは予選2番手からスタートしたGAINER DIXCEL SLSが開幕戦以来の優勝を飾った。2位にはMUGEN CR-Z GTが入り、2013年のシリーズチャンピオンを決めている。

 いよいよ今シーズンの最終戦となった第8戦もてぎ。昨年を大きく上回るファンがスタンドを埋める中、13時30分、フォーメーションラップのスタートが切られた。GT300クラスはポールスタートの山野哲也駆るSUBARU BRZ R&D SPORTが、トップで1コーナーへ。タイトルを争うGAINER DIXCEL SLS、MUGEN CR-Z GTが続き、S Road NDDP GT-Rが4番手に。ランキング2位のGSR初音ミクBMWは7番手で前を追う。

 序盤、好ペースでトップのBRZにプレッシャーをかけたのは、逆転タイトルを目指すGAINER DIXCEL SLS。6周目の90度コーナーでBRZのインを突くと、トップに浮上。ランキング首位で、3番手を走るMUGEN CR-Z GTはまだランキング首位を守れる点差だが、CR-Zも少しずつBRZとの差を詰めていくと、11周目の90度で2番手に浮上した。

 250kmのスプリントレースということもあり、戦略としては大きな差はないと思われていたこのレースだが、いち早くピット戦略を行ってきたのは逆転タイトルを目指すGSR初音ミクBMW。序盤から7番手で前をうかがっていたが、非常に素早いピット作業を終え、片岡龍也から谷口信輝にスイッチする。

 一方、上位陣ではMUGEN CR-Z GT、SUBARU BRZ R&D SPORTが同時にピットへ。また、GAINER DIXCEL SLSは24周目にピットに向かう。ピット作業を終えてみると、GAINER DIXCEL SLS、MUGEN CR-Z GTのトップ2こそ変わらなかったものの、得意のピット作業と早めの戦略を決めたGSR初音ミクBMWが3番手に浮上していた。

 終盤に向けて、トップのGAINER DIXCEL SLSは快調なペースでギャップを築き、そのまま優勝。しかし、2位にMUGEN CR-Z GTが入り、武藤英紀/中山友貴組が見事2013年のGT300チャンピオンを決めた。3位には、ピットイン後GSR初音ミクBMWをかわしたSUBARU BRZ R&D SPORTが入った。この結果、ランキング2位はGAINER DIXCEL SLSで、3位はGSR初音ミクBMWという結果で2013年シーズンのGT300クラスは公式戦を終えることとなった。

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