スーパーGT300クラスに参戦しているAudi Team Hitotsuyamaは、ル・マン24時間で総合優勝の経験ももつアウディのファクトリードライバー、ステファン・オルテリを今シーズンの第3ドライバーとして起用すると発表した。
Audi Team Hitotsuyamaは、今年もアウディジャパンのサポートのもとGT300クラスにアウディR8 LMSウルトラを投入。昨年に引き続き、リチャード・ライアンと藤井誠暢のふたりを起用している。また今年から、ベルギーの強豪チームであるWRT(W-レーシングチーム)と提携。スーパーGTの全戦にWRTからエンジニア、メカニックが派遣されることになっている。
Audi Team Hitotsuyamaは、昨年の鈴鹿1000kmでも第3ドライバーとしてアウディファクトリードライバーのクリストファー・ハーゼを起用。今年は、同じくアウディのオルテリを第3ドライバーにラインナップすることとなった。オルテリは、1998年の総合優勝を筆頭に、これまでル・マンに14回参戦。また、2013年にはWRTのアウディR8 LMSウルトラを駆りFIA-GTシリーズで王座を獲得している。
そんなオルテリは、3月14〜15日に岡山国際サーキットで開催される公式テストでルーキーテストに参加。第2戦富士500km、そして第5戦鈴鹿1000kmでAudi Team HitotsuyamaのアウディR8 LMSウルトラをドライブする予定となっている。